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社宅管理規定について

お世話になります。
弊社の社宅規定で【権利】項目部分で・・
入社時における採用地での社宅支給はなく、また社宅支給者が採用地に転勤した場合には社宅入居の権利を失う。
としておりますが 現状事務所の閉鎖などもあり社員によっては採用地(事務所)が無くなっており規定の改定(加筆)しようと考えております。変更点のポイントと現状での規定ではどうしなくてはいけないか、お教え頂きますようお願いします。
(改定時は職場代表者確認、社員への説明は実施予定です。)

例として ①大宮(現在事務所なし)での採用者は一旦県外(九州)の転勤があれば九州で家賃補助あり 次の移動で東京へ移動になれば家賃補助するのかしなくても良いのか?
②京都採用(現在事務所なし)転勤で東京(家賃補助あり) 次回の転勤で大阪に移動する場合の補助の考え方。

投稿日:2006/01/26 10:04 ID:QA-0003458

*****さん
東京都/電機(企業規模 101~300人)

プロフェッショナル・人事会員からの回答

全回答2

プロフェッショナルからの回答

川勝 民雄
川勝 民雄
川勝研究所 代表者

社宅管理規定について

■現在の規程は、入社者はすべて採用時の地域に持ち家を所有しているとの前提に立っているように見受けられます。人の移動が比較的少ない地方都市でもこの前提はもはや成り立たないでしょう。ご指摘の色々な事例のような矛盾した事例が圧倒的に多くなってくると最早社内制度としての基盤は崩壊しているといってよいでしょう。完全な機能不全状態です。
■社宅制度の存在意義の再確認に溯って再検討する必要があると思います。個別対応を要する問題は後にして、一旦スクラップ・アンド・ビルド方式で検討してみましょう。社宅は提供目的により福利観点からの厚生社宅と業務観点からの転勤社宅に分けることができますが、現在は後者への対応が大部分となっています。
■現状のままだと、大きな不平等感が避けられません。不平等感をなくす最終的な手段は、社宅の撤廃しかありえません。そのためには、会社が一定の基準で基本給を増額、或いは、社宅の会社負担分を「住居費補助」という名で支給し、全社員が自力で賃貸、または持ち家に住むことが条件だが、社宅をめぐる既得権の砦は堅牢で難しいでしょう。
■採用時の勤務地がどこであろうと、社命による転勤、採用条件として社宅を要する場合、又は会社が必要と認めた場合には社宅提供することとし、地域別、等級別に家賃の限度額、単身・独身の場合の限度額、社宅使用料基準、貸与期間、その他の付帯事項に関する「社宅貸与規程」案を準備し、現入居者に適用した場合のインパクトをシミュレーションしながら、職場代表者や社員に受け入れられる規程を完成されれば如何ですか?
■個人別には、現状より有利・不利が出ると思いますが、経過措置などを含めご検討されるようお勧めします。

投稿日:2006/01/27 17:06 ID:QA-0003486

相談者より

川勝様
有難うございました。

説明足らずもあり補足させていただきます。
現状、社員のほとんどは入社した際アパート、マンションを自費で借りております。
(自宅通勤も者もいます)
それで採用地以外に転勤があれば会社補助として家賃の7割は会社負担にしています。
(3割+共益費は個人負担 別途、規定で独身、家族付帯者、家族人数、
地域別家賃限度など規定しております)

川勝様がおっしゃるように社命による転勤で大宮採用者が県外より東京に転勤で戻った場合に
家賃補助をすると他の者に不公平感が発生します。(社員全員に一定基準で基本給増額は難しい)常識の範囲の通勤圏内として自宅から異動先事務所までの距離もしくは通勤時間を設定すれば宜しいでしょうか?

新人で申し訳ありません。

投稿日:2006/01/27 17:42 ID:QA-0031424参考になった

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プロフェッショナルからの回答

川勝 民雄
川勝 民雄
川勝研究所 代表者

社宅管理規定について

■推測よりも制度は完備しているようですね。事例の大宮採用者が東京勤務(殆んど全勤務者が自費設営)になった場合は、現在の常識では、通勤圏内とし、転勤としての会社補助の支給対象外になるでしょう。現在、高崎くらいまで通勤圏内をする企業が多いようです。
■従って、新幹線通勤を認める前提で、住居の移転を伴う転勤の範囲を定め、その範囲内であれば単なる勤務場所の変更として、新幹線料金の支給限度を検討されては如何ですか?因みに西方面では、小田原辺りが地理的限度となっているようです。

投稿日:2006/01/28 14:26 ID:QA-0003494

相談者より

有難うございます。

他社員に不公平感が生じないよう配慮し
規定については役員とも協議し通勤圏内の範囲を設定し職場代表に確認し加筆したいと思います。

投稿日:2006/01/28 18:01 ID:QA-0031427参考になった

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