採用時の提出書類について
民間の病院で総務をしております。
当院では、就職時に「住民票」の提出を義務付けています。
これは、身元を保証するための担保という意味ですが、法的に提出の義務があるのかと問い合わせがありました。
「住民票」の提出は事業所の裁量で決めているので、法的に提出を求めることは義務付けられていないと、認識しています。
住民票の提出については、今後求めるかどうか現在検討中ですが、何か身元保証以外でメリットはあるのでしょうか？
ご教授お願い致します。
投稿日：2010/06/07 13:51 ID：QA-0020916
- *****さん
- 大阪府／医療・福祉関連（企業規模 301～500人）
プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
- この回答者の情報は非公開になりました
身許保証
身許を確認するために住民票を求めるという実務は一般的でしょうが、本籍地を除くというのが望ましいです。
ただし、採用選考の段階で住民票や本籍地をしりうる資料の提示を求めるのは違法でしょう。もっと明確にいえば、同和差別と受け止められかねないということです。
採用選考時は本人が書いた履歴書などを参考資料にし、内定後に資料を求めるべきでしょう。
投稿日：2010/06/07 15:25 ID：QA-0020917
プロフェッショナルからの回答
回答させていただきます。
採用にあたって身元の確認を行うための公的書類の提出を求めることは差し支えありませんが、「戸籍謄本」や「住民票」を求めないように行政指導が行われています。「戸籍謄本」、「住民票」に記載されている国籍、本籍等の事項によってい労働基準法第3条の「均等待遇」に反する取り扱いが行われる恐れがあるとされているためです。
現在は「住民票記載事項証明書」で現住所、生年月日など必要な事項だけ確認するために提出させる会社が多いです。
貴社もまずは「住民票記載事項証明書」の提出へ変更されることが望ましいです。
メリットですが、会社にとっては社員の氏名、生年月日など記載した労働者名簿の作成が義務づけられていたり、社会保険加入などの手続きのためには氏名、住所等の基本的な情報を確認することが必要となります。「住民票記載事項証明書」の提出させ確認することにより、当たり前の事ですが正しい情報で、手続き、管理していくことができることが、一番のメリットではないでしょうか。
投稿日：2010/06/09 18:03 ID：QA-0020990
相談者より
投稿日：2010/06/09 18:03 ID：QA-0040367大変参考になった
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