無料会員登録

日本の人事部への登録は45秒で完了!
※登録内容はマイページで確認・変更できます。

※「@jinjibu.jp」からのメールが受信できるようにしてください。

既に会員の方はこちら

または各SNSで登録

日本の人事部があなたの許可無く投稿することはありません

既に会員の方は
こちらからログイン

ログイン

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・ログイン

ありがとうございます。会員登録が完了しました。
メールにてお送りしたパスワードでログインし、
引続きコンテンツをお楽しみください。

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・自動ログイン

会員登録とログインが完了しました。
引続きコンテンツをご利用ください。

マイページ

会員登録済み


選択したSNSアカウントは既に会員登録済みです。

「ラーニングをベースとするタレントマネジメント」を企業に提案
時代の変化に対応し、顧客をナビゲートする

コーナーストーンオンデマンドジャパン株式会社 代表取締役

飯島 淳一さん

飯島 淳一さん(コーナーストーンオンデマンドジャパン株式会社 代表取締役 )

コーナーストーンは、世界192ヵ国で約36万人のユーザーに利用されているタレントマネジメントソリューションです。43もの言語に対応し、従業員の採用からラーニング、評価、育成、管理までをトータルにサポート。人材を統合管理するクラウドサービスとして、数多くのグローバル企業から高く評価されています。そのコーナーストーン日本法人を2016年から率いているのが代表取締役の飯島淳一さん。キャリアをスタートさせた日本IBMでは1980年代から一貫してソフトウエアの営業、企画を担当。ロータスノーツをグループウエアという新たなカテゴリーに位置づけて大ヒットさせるなど、さまざまな製品を手がけてきました。キャリアを重ねる中でマネジメントや人事にも深く関わり、そうした経験が現職にも生かされているといいます。グローバルカンパニーで成功を収めたご自身のキャリアから、日本企業におけるタレントマネジメントの考え方、さらには日本の人事の現状をどう分析しているのかなど、HRテクノロジーの最前線をけん引するキーパーソンである飯島社長にお話をうかがいました。

Profile

飯島淳一(いいじま・じゅんいち)/コーナーストーンオンデマンドジャパン株式会社 代表取締役。1985年3月、早稲田大学教育学部を卒業後、日本アイ・ビー・エムに入社。一貫してソフトウエアの営業、企画を担当し、ロータスノーツをグループウエアという新たなカテゴリーに位置づけて大ヒットさせる。2012年から4年間、日本オラクルで執行役員を務めた後、2015年に医療、保育、介護事業をメインとするソラスト社に転職。常務取締役として医療業界を担当。2016年6月、上場を機にソラスト社を退社。同年11月から現職。

営業からスタートしてビジネスを学んだ日本IBM時代

新卒で日本IBMに入社されています。最初からIT業界で活躍したいという目標をお持ちだったのでしょうか。

日本IBMは、グローバルイメージの強い大手メーカーの一つという印象でした。私自身は、特にITを意識していたわけではないんです。OB訪問に行くと「うちは営業かSEしか採用しない」と言われました。コンピューターには触ったこともなかったのでSEはどう考えても無理。必然的に営業志望になりました。同期入社は1600人で、ちょうどIBMの新卒大量採用が始まった年でした。それも幸いして入社できたのかもしれません。

同期が多いということは、その中で頭角を現すのは大変です。どんな新人時代だったのでしょうか。

当時のIBMの営業の花形はインダストリーごとの「アカウント担当営業」。出世が約束されている主流派で、大手企業を担当するフロント営業です。しかし、私が配属されたのは製品を担当する「ブランド営業」といわれる部門でした。どちらかといえば亜流で、後方に位置していました。最初はそんなことはわからないので、頑張れば認めてもらえるはずだと思って必死にやっていましたね。

私が担当した製品は、そのころはまだハードのおまけだと思われていたソフトウエアです。ただ、それまでメインフレーム中心だったIBMがパソコンに参入した直後で、その普及のためにソフトウエアがどんどん重要になっていく時期でもありました。

「教育のIBM」という言葉があるくらいで、研修がとても充実していましたが、営業の現場でもお客さまから多くのことを教えてもらいました。機能やスペックの話ばかりしていると、それでは伝わらない、と怒られます。でも、帰り際にそっと「あそこの喫茶店で待ってて」と言ってくれる。そして、終業後にわざわざ時間をつくって、どんな説明をしたら製品の良さが伝わるかを懇切丁寧に教えてくれたお客さまのご担当者もいました。IBMはお客さまとの関係が非常に良かったです。私自身も多くのIBM社員の諸先輩に匹敵するくらいお客さまにも育てていただいたと思っていますし、世代を超えた顧客との関係の大切さも学びましたね。

IBMには26年間勤務されています。印象的だった仕事についてお聞かせいただけますか。

営業と同時に、マイクロソフトの「Excel」など海外のソフトウエア製品の日本語版をつくって流通させたり、国内のソフトメーカーに働きかけてIBMのPCで動く製品を開発してもらったり。企画的な仕事もいろいろ手がけました。80年代から90年代にかけて、非常にダイナミックでやりがいがあった時期です。

その中でいちばん印象に残っているのは、IBMによるロータス買収。アメリカの本社同士による買収が突然発表されて、当時入社10年目だった私が、日本IBMを代表して五反田のロータス本社に行くことになりました。行ってみると「IBMが乗り込んできた」と思われ、あからさまに進駐軍的に見られるわけです。でも一緒にやっていかないといけない。いろいろと知恵を絞りました。服装をIBMの象徴のようなブルーのスーツから、ソフトウエア会社らしいカジュアルなものに変えて、「身も心もロータスの人間になります」と宣言した。そんなこともあって徐々に良い関係を築いていきます。

当時の主力製品は「ロータスノーツ」。まだグループウエアという概念はありませんでした。そこで「ホワイトカラーの生産性を上げる経営ツール」と新たに規定して、市場に提案していくことにしました。プロモーションも画期的でしたね。日経新聞に、財界を代表する著名な方々がホワイトカラーの生産性の重要性を語る、という内容の広告を連続で載せました。ロータスノーツのロゴと問い合わせ先は隅の方に小さく入れてあるだけ。この反響が非常に大きく、ロータスノーツは年間で100万本という記録的な売り上げを達成しました。最初はぎくしゃくしていたIBMとロータスが一緒になってこの結果を出せたことがうれしかったですし、営業の力で売っていく会社だったIBMではじめてマーケティングで成功した事例をつくることもできました。

そのころからマネジメントの経験も積んでいかれたのでしょうか。

営業と企画を並行してやっていたときは、ビジネスエリアマネジャー、ビジネスエリアリーダーといったポジション。ロータスノーツをヒットさせた後、1997年からラインマネジャーに昇格しました。ロータスの経験を基にその後の買収企業でも、違う文化の企業に買収されて明らかにモチベーションが下がっている組織をどう戦力にしていくかについて、現場での会話頻度を上げたり、人事と一緒に考えたりもしました。いわゆるポストマージャーですが、その経験は今の仕事にも通じていると思います。

その後は、システム管理製品「チボリ」の売上100億円達成などの成果を評価してもらって、セカンドラインマネジャーを経て社長補佐に。2001年からは2年間、ニューヨークのIBM本社に勤務しました。結果的に英語の実力を飛躍的に伸ばすこともできました。

HRソリューション業界TOPインタビュー

HRソリューション業界TOPインタビュー

? このジャンルの新コンテンツ掲載時に通知します このジャンルの新コンテンツ掲載時に通知します
フォロー

無料会員登録

フォローすると、対象ジャンルの新着記事が掲載された際に通知します。
利用には『日本の人事部』への会員登録が必要です。

メールアドレスのみの登録で、15秒で完了します。

日本を代表するHRソリューション業界の経営者に、企業理念、現在の取り組みや業界で働く後輩へのメッセージについてインタビューしました。

この記事ジャンル 人事管理

無料会員登録

会員登録すると、興味のあるコンテンツをお届けしやすくなります。
メールアドレスのみの登録で、15秒で完了します。

この記事を既読にする

無料会員登録

「既読機能」のご利用には『日本の人事部』会員への登録が必要です。
メールアドレスのみの登録で、15秒で完了します。

この記事をオススメ

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。
※コメント入力は任意です。

オススメ
コメント
(任意)
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

コメントを書く

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。

コメント
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

問題を報告

ご報告ありがとうございます。
『日本の人事部』事務局にて内容を確認させていただきます。

報告内容
問題点

【ご注意】
・このご報告に、事務局から個別にご返信することはありません。
・ご報告いただいた内容が、弊社以外の第三者に伝わることはありません。
・ご報告をいただいても、対応を行わない場合もございます。

HRソリューション業界TOPインタビューのバックナンバー

関連する記事

【用語解説 人事辞典】
タレントマネジメント