健康診断受診タイミングの変更にあたって留意点のおたずね
いつも参考にさせていただいています。
現在、当社の工場では深夜を含む交替勤務体制をとっていますため、特定業務従事者健診として半年に1回(7月と1月)実施することとしています。
このうち7月に実施する健康診断は、健康保険組合の補助もあることから、胃部X線検査と大腸検査を含む、いわゆる半日ドックの内容にしています。
この胃部X線検査はバリウム方式ですが、夏場の暑い時期に胃部検査があると前日から水分摂取量の規制等があり熱中症も懸念されることから、1月実施に切り替えたいと考えております。
これにあたって、間隔をとるために次回の7月の胃部X線検査はパスして、次々回の1月に置き換えて実施しようと考えていますが、胃部X線検査としては、1年半時間が空くことになります。
(バリウム検査を半年に1回ということも体の負担を考えると過重と思っています。次年は定期健診の内容を年2回実施することになります)
このとき、健康診断実施状況として最低限の要件は満たすと思いますが、従業員への説明等必要な手順や留意点がありましたらご教示いただきたくお願いします。(従業員の過半数が加入する労働組合があります)
投稿日:2019/01/07 17:54 ID:QA-0081382
- てんしょくびとさん
- 東京都/鉄鋼・金属製品・非鉄金属(企業規模 501~1000人)
プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
お答えいたします
ご利用頂き有難うございます。
ご相談の件ですが、胃の検査につきましては、労働安全衛生法上の健診必須項目に含まれていませんので、1年半の間が空いても特に差し支えはないものといえるでしょう。
但し、変更の事情説明は勿論、受診希望の方には受けてもらうといった配慮措置を取られるのが望ましいといえます。
投稿日:2019/01/07 22:37 ID:QA-0081407
相談者より
早速のご回答ありがとうございます。
たしかに、(想定はしづらいですが)例年より期間が空いてしまったために何かあったら、ということが気になっていましたので、コミュニケーションを図りながら進めたいと思います。
投稿日:2019/01/08 10:08 ID:QA-0081418大変参考になった
プロフェッショナルからの回答
選択
胸部X線と違い必須ではない胃部検査ですので、初年度は外したり、またそもそもバリウム検査そのものへの精度や被ばくへの懸念もあり、このタイミングで検診内容そのものを見直す手もあります。
また時期を一気に1年半送らず、1年3ヵ月先でも熱中症懸念は薄れるなど、ご事情に応じて優先順位による選択をして設計されてはいかがでしょうか。
何より本件の主旨は従業員の身体への負荷軽減であることをしっかり説明することで、合意は得られるように感じます。
投稿日:2019/01/08 10:52 ID:QA-0081424
相談者より
ご回答ありがとうございます。
ご指摘のとおり、健康診断といいつつ、体への負担も大きい項目ですので、優先順位の検討をします。
投稿日:2019/01/08 20:32 ID:QA-0081450大変参考になった
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