社内、社外、親会社取締役の役員報酬の決め方

お答えいたします

ご利用頂き有難うございます。

詳細は存じ上げませんが、社外取締役の平均報酬は年700万円前後となっているようです。上場企業になると1,000万円を超えることが多いようです。

企業における社外取締役の位置付け等によっても異なってきますので一概には申し上げられませんが、別に報酬を得ていることや業務負担が少ないことからも社内専属の取締役よりかなり低い水準となることは否めません。

やはり一般の社外取締役・親会社からの社外取締役共に、業務上の役割・負担の軽重を社内取締役と比較考量した上で決定するというのが妥当ではと考えます。

投稿日：2010/05/27 11:42　ID：QA-0020719

相談者より

ご回答ありがとうございます。
もうひとつお教え願いたいのですが、親会社からの社外取締役には報酬は特に支給する必要もないとの意見も社内ではあります。これは一般的はどうでしょうか？通常の社外取締役と同じ基準で支給する方が良いのでしょうか？それとも支給しないを含めて低い水準にすることが一般的なのでしょうか？
よろしくお願い致します。

投稿日：2010/05/27 14:51　ID：QA-0040244大変参考になった

社外取締役の報酬水準

関与の度合い、会社の格などでずいぶん違うでしょう。したがって、標準的な金額や平均額というのはそんなに参考になりません。
自社の事情を考慮し、まず総額としての適正水準を決め、個別に決定するしかないです。
なお、この手の数字については統計を示すデータ集も販売されていますので、入手されるとよいかもしれないです。

投稿日：2010/05/27 14:04　ID：QA-0020726

お答えいたします

こちらこそご返事頂き有難うございます。

再度御質問の件ですが、確かに一般的には先に回答しました理由からも親会社の社外取締役に関しては無報酬にすべきという考え方もありますし、実際に無報酬としている企業も少なからず見受けられます。

但し、社外取締役の位置付けというのは各社様々であり、一概に無報酬または低報酬が全て妥当とまでは言い切れません。より多くの責任を持たせようとするのであれば、当然ながら高い水準の報酬とすべきでしょう。

従いまして、こうした問題を考える際には、まず御社における社外取締役の位置付けを明確にされる事が最重要といえます。そうでなければ、報酬の判断基準も定まりませんし、目的や主旨が不明確であれば親会社から社外取締役を呼ぶ事自体再検討しなければならないものといえます。

言うまでも無く社内社外を問わず取締役の役割は御社の経営を直接左右しますので、報酬に関しましても他社の例や一般論に倣って決めるべき事柄ではございません。今一度御社の経営・組織事情を踏まえ、立ち位置を明確にされた上で決められる事をお勧めいたします。

投稿日：2010/05/27 22:41　ID：QA-0020734

相談者より

ご回答ありがとうございました。
今一度、経営陣を含めて検討してみます。
ありがとうございました。

投稿日：2010/05/31 18:02　ID：QA-0040255大変参考になった