会社員1,600人を対象にした
「リスキリングに関する調査」
Adecco Group
リスキリングがどのようなものかを認知している日本全国の20代から50代の会社員1,600人を対象に、「リスキリングに関する調査」を実施しました。
この調査で、リスキリング経験者の8割以上が「仕事に良い影響があった」と考えていることが明らかになりました。リスキリングに取り組んだことによる仕事への良い影響としてもっとも多かった回答は、「仕事の幅が広がった」でした。また、全体の3割以上がコロナ禍を経てリスキリングが必要だと考えるようになったことも分かりました。
Q1.リスキリングに取り組んだことで仕事やキャリアに良い影響があったか
リスキリングに取り組んだことがある会社員の8割以上が、「仕事やキャリアに良い影響があった」と回答。リスキリングへの取り組みがもたらした仕事への良い影響としてもっとも多く挙げられたのは、「仕事の幅が広がった」
「これまでにリスキリングに取り組んだことがある」と回答した785人に対し、「リスキリングに取り組んだことで、仕事やキャリアに良い影響はありましたか」と質問したところ、8割以上となる83.1%(652人)が「あった」と回答しました。
続けて、リスキリングに取り組んだことで仕事やキャリアに良い影響があったと回答した652人に対し、「具体的にどのような良い影響がありましたか」と質問したところ、良い影響としてもっとも多く挙げられたのは「仕事の幅が広がった」(57.7%)、次いで「仕事へのモチベーションが上がった」(43.6%)でした。
Q2.今後働いていくうえでリスキリングが必要だと思うか
全体の約9割が今後働いていくうえでリスキリングが必要だと考えており、もっとも必要だと考えられていたのは、「いまの仕事と関連しているが、まだ持っていないスキル・能力の獲得」
日本全国の会社員1,600人に対し、「あなたは、今後働いていくうえでリスキリングが必要だと思いますか。リスキリングに取り組んだ経験の有無は問いません」と質問したところ、約9割となる88.6%(1,418人)が「思う」と回答しました。
続けて、今後働いていくうえでリスキリングが必要だと思うと回答した1,418人に対し、「あなたは、どんなリスキリングが必要だと思いますか」と質問したところ、もっとも必要だと考えられていたのは、「いまの仕事と関連しているが、まだ持っていないスキル・能力の獲得」(70.6%)でした。
Q3.コロナ禍を経てリスキリングの必要性に対する考えが変わったか
全体の3割以上が、「コロナ禍を経てリスキリングの必要性に対する考えが変わった(リスキリングが必要だと考えるようになった)」と回答
日本全国の会社員1,600人に対し、「コロナ禍を経て、リスキリングの必要性についてのあなたの考えは変わりましたか」と質問したところ、3割以上となる34.4%が「コロナ禍を経てリスキリングの必要性に対する考えが変わった(リスキリングが必要だと考えるようになった)」と回答しました。
調査結果のまとめ
- 2人に1人がこれまでにリスキリングに取り組んだことがあると回答
- リスキリングに取り組んだことがある会社員の8割以上が、「仕事やキャリアに良い影響があった」と回答
- リスキリングへの取り組みがもたらした仕事への良い影響としてもっとも多く挙げられたのは、「仕事の幅が広がった」
- 全体の約9割が今後働いていくうえでリスキリングが必要だと考えており、もっとも必要だと考えられていたのは、「いまの仕事と関連しているが、まだ持っていないスキル・能力の獲得」
- 一方、今後働いていくうえでリスキリングが必要だと答えた回答者も、5割以上が「現在は取り組んでいない」と回答
- 現在リスキリングに取り組んでいない理由としてもっとも多く挙げられたのは、「時間的な余裕がない」
- 全体の3割以上が、「コロナ禍を経てリスキリングの必要性に対する考えが変わった(リスキリングが必要だと考えるようになった)」と回答
【調査概要】
調査対象:
日本全国の20代から50代の会社員(正社員・派遣社員・契約社員/嘱託社員)
サンプル数:1,600人(各世代男女200人ずつ)
調査方法 :
インターネット調査
実施時期 :
2022年11月1日~4日
調査実施会社:楽天インサイト株式会社
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