無料会員登録

日本の人事部への登録は45秒で完了!
※登録内容はマイページで確認・変更できます。

※「@jinjibu.jp」からのメールが受信できるようにしてください。

既に会員の方はこちら

または各SNSで登録

日本の人事部があなたの許可無く投稿することはありません

既に会員の方は
こちらからログイン

ログイン

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・ログイン

ありがとうございます。会員登録が完了しました。
メールにてお送りしたパスワードでログインし、
引続きコンテンツをお楽しみください。

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・自動ログイン

会員登録とログインが完了しました。
引続きコンテンツをご利用ください。

マイページ

会員登録済み


選択したSNSアカウントは既に会員登録済みです。

株式会社ハブ:
内定時から「英国研修」を実施。
現場で働く人の自律性を引き出し、強い店長を作る
“ハブ流”人財育成術

総務人事部 マネジャー

余田 佳子さん

クルーへの心遣いを忘れない

 今後の人財育成における課題として、どのようなことを認識されていますか。

株式会社ハブ 総務人事部 マネジャー 余田 佳子さん

今年から、いわゆる「ゆとり世代」の人たちが入社してくることとなりました。採用面接などを通して感じるのは、彼らがメンタル面において強くはない傾向があるということ。その部分を強化できるような要素を、研修に入れなければならないと考えています。例えば、新入社員のフォロー研修がありますが、その時にメンタル面をフォローするプログラムを入れていくことが必要になるかもしれません。現場では、店長に言えないような悩み事を持つ人もいるでしょう。そのような状態をケアしていくプログラムも、あったほうがいいと考えます。とにかく1年を過ぎれば、現場にも慣れてきますが、最初の1年間はきめ細かくフォローしていくことが重要です。

現場での仕事を抱えながら、かなり中身の濃い研修を行っているわけですが、それに対して社員から「厳しい」という声は特にありません。店にいると店の仲間たちとしか顔を合わせないことになります。店を離れた研修という場があることで、同期入社のメンバーと会うことができ、横のつながりが強化されます。また、現場で直面している問題も、研修の場では同期の皆で話し合うことができます。そうした効果・効用があるため、研修後のアンケートでも、多くの満足の声をもらっています。

 この他に総務人事部として実施している、現場への支援策はありますか。

福利厚生施策をいくつか行っていますが、その中でも特に大きいのが「従業員総会」です。日々、頑張って働いてくれているクルーの人たちに感謝の気持ちを込めて、年に2回、関東と関西、名古屋の三つのエリアで全従業員が集まるイベントを開催しています。関西、名古屋ではハブの店舗で行っていますが、東京では参加者が450人にも及ぶため、外部の会場を貸し切って実施しています。他の店舗の人たちと交流を図ることができるので、楽しみにしているクルーの人たちが非常に多く、私たちもやりがいを感じています。

 何よりもお店自体が元気で、明るく楽しく仕事ができる。そうした雰囲気を演出できる人財を、現場の目線で育てていく。それが貴社の特徴のように感じます。

当社では、何よりも人を大事にしています。だからこそ、さまざまな研修をはじめとして、従業員総会なども相当なコストをかけて行っているわけです。また、飲食業界の中では休暇制度が充実していると思います。夏季連続休暇が9日間、冬季連続休暇が5日間あるほか、勤続年数に合わせた連続リフレッシュ休暇(勤続10年―7日間、15年―14日間、20年―21日間)を報奨金・旅行券などを合わせて付与しています。

強い店長を作るためにも、持続的な成長を実現していく

 何よりもハブの経営理念には、「英国PUB文化」を日本に広く普及させることがありますね。

しかし、人を育てていくにはそれなりの時間がかかるので、急展開はしない方針です。あくまで「人ありき」の出店計画を考えています。チェーン店ではなく、いわば“地縁店”を目指しています。地域の文化にしっかりと根付いたそれぞれ個性のあるお店であってほしい。店長は、それを支える人。だからこそ、店長には自ら考えて店舗運営のできる人財であることを求めているのです。私たちの業界は、そういう意味で人財育成事業でもあります。

現在、当社は69店舗。2017年に向けての長期ビジョンとして、130店舗、売り上げ100億円を掲げています。また、将来的に日本に「英国PUB文化」を根付かせるには相当数の店舗が必要となってくるでしょう。しかし、今までと同じように持続的なペースで成長していけば、実現は可能なはずです。

そのためにも、強い店長を着実に育てていく必要があります。ハブ大学のカリキュラムを実施し、自分で問題解決ができて、自分の店舗をしっかりと管理できる店長を育てていくこと。これが、これからの目標です。

 近い将来、本物の「英国PUB文化」を日本の至るところで楽しめる日が来ることを楽しみにしています。本日は長い時間、ありがとうございました。

株式会社ハブ 総務人事部 マネジャー 余田 佳子さん

(取材は2011年9月21日、東京・千代田区のハブ本社にて)

企画・編集:『日本の人事部』編集部

Webサイト『日本の人事部』の「インタビューコラム」「人事辞典「HRペディア」」「調査レポート」などの記事の企画・編集を手がけるほか、「HRカンファレンス」「HRアカデミー」「HRコンソーシアム」などの講演の企画を担当し、HRのオピニオンリーダーとのネットワークを構築している。

となりの人事部

となりの人事部

? このジャンルの新コンテンツ掲載時に通知します このジャンルの新コンテンツ掲載時に通知します
フォロー

無料会員登録

フォローすると、対象ジャンルの新着記事が掲載された際に通知します。
利用には『日本の人事部』への会員登録が必要です。

メールアドレスのみの登録で、15秒で完了します。

人事・人材開発において、先進的な取り組みを行っている企業にインタビュー。さまざまな事例を通じて、これからの人事について考えます。

この記事ジャンル グローバル人材・語学

無料会員登録

会員登録すると、興味のあるコンテンツをお届けしやすくなります。
メールアドレスのみの登録で、15秒で完了します。

この記事を既読にする

無料会員登録

「既読機能」のご利用には『日本の人事部』会員への登録が必要です。
メールアドレスのみの登録で、15秒で完了します。

この記事をオススメ

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。
※コメント入力は任意です。

オススメ
コメント
(任意)
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

コメントを書く

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。

コメント
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

問題を報告

ご報告ありがとうございます。
『日本の人事部』事務局にて内容を確認させていただきます。

報告内容
問題点

【ご注意】
・このご報告に、事務局から個別にご返信することはありません。
・ご報告いただいた内容が、弊社以外の第三者に伝わることはありません。
・ご報告をいただいても、対応を行わない場合もございます。

となりの人事部のバックナンバー