―― 最初に、NTTデータ・グローバル・テクノロジー・サービス・ジャパンの仕事内容についてお聞かせください。
小野田:当社はソフトウエア開発を行っており、インドにはエンジニアが500名から600名くらい在籍しています。日本法人はブリッジのような役割を果たしていて、お客様である日本企業が海外に進出する際のシステム構築のお手伝いをしています。
―― インドのエンジニアの方たちは頻繁に来日されるわけですが、皆さんに十分仕事をしてもらうために、住居に関して注意されている点などはありますか。
小野田:例えば、インド人は自分で料理をしますので、部屋には相応のキッチンが必要になります。また、エンジニアの仕事は夜遅くまでかかることが多いので、「交通の便がいい」「勤務地に近い」など、立地条件の良い住まいであることも重要です。
―― 住居を新たに決める際には、どのような点を重視されるのでしょうか。
小野田:「勤務地に近いところ」という要望を一番多く聞きますので、まずはその対応から考えました。スペースデザインさんは都内主要エリアを中心に多くの物件があり、入居者の勤務地を伝えるとそれに合わせてアクセスが便利な物件をご提供いただけるのでとても助かっています。
廣石:エンジニアを多く抱えている海外法人は、基本的にプロジェクトに一番近い所をまず指定されます。エンジニアの方は夜中に呼び出されることも多いので、勤務地に近いのは必須条件なんです。
私たちは、クライアント企業様に迷惑がかからない住環境をご提案しなければなりません。例えば、豊洲に通う必要があるなら、まずは豊洲に一番近いところからご案内します。また、文化が違う外国人の方たちが日本で暮らしていくためにストレスを感じないよう、住居において必要なインフラを用意していくことは欠かせません。
先ほどインドの方は自分で料理をするというお話しがありましたが、キッチンにはガスが装備されていて強い火力で料理ができるかどうかなど、お客様のニーズを満たすことを第一に考えます。
―― スペースデザインさんを利用してみて良かった点などをお聞かせいただけますか。
小野田:立地の利便性、部屋の設備や広さなど、物件のクオリティーはもちろんですが、担当である私の負荷が大きく軽減されたことが非常に大きかったです。すべて、スペースデザインさんが代行してくださり、細かな実務を行ってくれるからです。
以前は、初めて日本に来る方の場合、成田空港からアパートまでの行き方を全部説明しなくてはなりませんでした。駅からの地図をイラストレーターで描いて送るなど、細かな実作業があったのですが、スペースデザインさんにお願いしてからは、その必要がなくなりました。多くの部屋を利用していても、法人窓口となる営業担当の方が私たちに代わって、効率的に運営してくれるので、非常に助かっています。
結果的に、初めのウェルカムメールから退去まで、入居者当人からの細かい問合せはすべて対応頂けるので、当社に連絡があることほぼなくなり、とても助かっています。スペースデザインさんに一番感謝している点は、当社の事情を理解し、柔軟に対応してくださっている点です。
法人ご担当者様は、お申込手続きだけ。ウェルカムメールから退去まで、24時間体制で入居者のみなさまをサポートします。 詳細はこちら
―― 入居者の方の評判はいかがですか。
小野田:とても満足していると思いますよ。住居の利便性が高ければ、仕事に対するモチベーションも高くなりますから。
また、スペースデザインさんは英語で入居者をケアしてくださり、24時間体制で対応してくれるので助かっています。
廣石ホットラインの24時間の英語サービス体制には、万全を期しています。例えば、給湯パネルは、チェックインの時に温度設定も全て行っていますが、万が一お湯が出ないなどのトラブルが生じた場合は、ホットラインに連絡していただければ全部ご説明しますし、英語で対応できるスタッフを部屋に急行させたりもしています。
電話だけではなく、営業担当や現場のスタッフなど、何重にも窓口を広げて、小さなことでもサポートできるよう、力を入れています。住んでいる方が問い合わせやすい環境を提供することは、我々の大切なミッションの一つです。例えば、近くの飲食店やクリーニング屋など、地域の事情を良く知っているスタッフに聞くことができる点は、他にはない当社独自のサービスだと思っています。
外国からのお客様にも安心してご入居いただけますように、ビュロー・ビーサイトのバイリンガルのサービススタッフがさまざまなサービスをご提供いたします。ご入居前の物件のご案内や、申込の手続き、そして、ご入居後、室内の設備の不具合などに、迅速に対応。快適な滞在ライフをお約束します。英語以外にもスウェーデン語、中国語、韓国語、スペイン語などを話せるスタッフがお客様をサポートいたします。
―― 最後に、企業の人事・総務担当者の方々に対して、「サービスアパートメント」を導入する際のアドバイスをお願いします。
小野田:グローバル展開を行っている企業、特にシステム開発を行っているような業態においては、急に業務の依頼が来ることもあるので、それに対応できる外国人エンジニアを素早く招集し、臨戦態勢を取れることが重要です。それには、社内での受け入れ態勢と共に、住居もスピーディーかつ柔軟に対応できることが大きなポイントです。そのため、スペースデザインさんのような、スピード感を持って対応してくださるパートナー企業を見つけることはとても重要です。
いい環境の下で仕事をすることで、成果を出してもらう。そして、また日本に来て働きたいと言ってくれる人が増えていく。それは弊社だけでなく、日本全体が良くなっていくためにも、とても大切なことだと思います。
廣石:私たちは「サービスアパートメント」という日本にない事業を広めていきたいという強い思いを持っています。「サービスアパートメント」は、海外では当たり前のようにあるシステムです。ところが、日本は不動産業の文化が強過ぎて、あまり広がっていません。治安が良いので広がっていないという点もありますが、そうした中で日本にない「サービスアパートメント」というコンセプトを広げ、住環境の提供のあり方に風穴を開けていきたい。そういう思いで事業を始めています。
海外から来た方がビジネスに集中するために、住まいだけではなく、日本での生活全てをサポートすることが重要だと思っているからです。日本に来た外国の方には、「日本っていい所ですね」言ってもらいたいですね。
―― 「サービスアパートメント」を利用するメリットが良くわかりました。本日はお忙しい中、ありがとうございました。
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