無料会員登録

日本の人事部への登録は45秒で完了!
※登録内容はマイページで確認・変更できます。

※「@jinjibu.jp」からのメールが受信できるようにしてください。

既に会員の方はこちら

または各SNSで登録

日本の人事部があなたの許可無く投稿することはありません

既に会員の方は
こちらからログイン

ログイン

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・ログイン

ありがとうございます。会員登録が完了しました。
メールにてお送りしたパスワードでログインし、
引続きコンテンツをお楽しみください。

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・自動ログイン

会員登録とログインが完了しました。
引続きコンテンツをご利用ください。

マイページ

会員登録済み


選択したSNSアカウントは既に会員登録済みです。

「日本一働きたい会社」から「世界最高のチーム」へ
経営理念に命を吹き込む、企業文化のつくり方

株式会社LIFULL 執行役員 人事本部長

羽田幸広さん

企業文化の醸成や組織変革に魔法の杖はない

貴社はこれまで「日本一働きたい会社」を標榜されてきました。世界最大級の働きがい専門研究機関であるGPTW(Great Place to Work)の調査で「働きがいのある会社」ベストカンパニーに7年連続で選出されるなど理想を体現されていますが、次なるステージとして「世界最高のチーム」を目指しているそうですね。

はい、昨年の10月頃からこの会社を「世界最高のチームにしよう」という目標を掲げています。「LIFULL」という社名には、“世界中のあらゆるLIFEを、安心と喜びでFULLにしたい”という想いが込められています。私たちが手がけたいサービスの規模感は、事業内容は違えどもGAFAに代表されるような世界的企業の規模感と何ら変わりがないわけです。彼らと同規模の価値を世界中で提供していくためには、私たち自身が日本という枠にとらわれず、世界レベルのチームになる必要があると考えました。

「世界最高のチーム」になるために、人事部門ではどのような取り組みをされているのですか。

世界最高のチームをつくるためには、社員一人ひとりがよりプロフェッショナルになっていかなければなりません。そのうえで、さらにチームに貢献する意識を高めていく必要があります。たとえば、サッカーチームの名門「FCバルセロナ」には、世界を代表するプレイヤーであるメッシ選手が所属していますが、彼はあれほどの才能を持ちながらも、常にチームの勝利を第一に考えています。世界トップクラスの年俸を稼ぎながら、試合では泥臭くチームに貢献している。これが私たちの目指すスタイルです。強い個が集まったうえで、一人ひとりが経営理念の実現に向けてチームに尽くす。そんな組織にしたいのです。

昨年は半年かけて、「プロフェッショナルとは何か」というテーマで、全社員が話し合う機会を設けました。自らの働き方を振り返り、その差を埋めていくにはどうすればいいのかを議論したり、どのように行動すればワンランク上のステージにあがれるのかを考えたり。何か制度を導入するというよりは、まずは目指すべき姿や考え方をブラッシュアップしているところです。

「日本一働きたい会社」から「世界最高のチーム」にステップアップする過程でも、社員の皆さんで話し合いながら進めていくことを大事にされているのですね。

企業文化とはボスが出ていったあとに起こると言われたりしますが、誰も見ていない、何も縛りがないなかで、社員がどのように行動するのかが肝心だと思います。会社がいくら「プロフェッショナルを目指そう」と言っても、社員自身がその価値を感じ、行動しなければ意味がありません。プロとしての働き方がしたいと自発的に思ってもらうためには、みんなで話し合い、私たちらしい結論を出すことが大切だと考えています。

文化をつくっていくというのは、とても地道な作業です。何か制度を導入すれば、仕組みだけまねれば、うまくいくというものでもありません。しかも、すぐに成果はでない。文化が根づくまでには5年、10年とかかります。組織運営がうまくいっている企業の人事の方は、誰もが陰ながらすごく努力をされています。社員との対話を繰り返したり、提案してくれたことに感謝したり、何か相談を受けたときにはできる限り解決できるよう動いたり、みんなで何度も議論したり……。そういった努力を積み重ねた先に、社員一人ひとりの行動の変革があり、理想とする組織があるのだと思います。

羽田幸広さん(株式会社LIFULL 執行役員 人事本部長)

取材は2019年11月5日、東京・千代田区のLIFULL本社にて

企画・編集:『日本の人事部』編集部

Webサイト『日本の人事部』の「インタビューコラム」「人事辞典「HRペディア」」「調査レポート」などの記事の企画・編集を手がけるほか、「HRカンファレンス」「HRアカデミー」「HRコンソーシアム」などの講演の企画を担当し、HRのオピニオンリーダーとのネットワークを構築している。

となりの人事部

となりの人事部

? このジャンルの新コンテンツ掲載時に通知します このジャンルの新コンテンツ掲載時に通知します
フォロー

無料会員登録

フォローすると、対象ジャンルの新着記事が掲載された際に通知します。
利用には『日本の人事部』への会員登録が必要です。

メールアドレスのみの登録で、15秒で完了します。

人事・人材開発において、先進的な取り組みを行っている企業にインタビュー。さまざまな事例を通じて、これからの人事について考えます。

この記事ジャンル 経営理念

無料会員登録

会員登録すると、興味のあるコンテンツをお届けしやすくなります。
メールアドレスのみの登録で、15秒で完了します。

この記事を既読にする

無料会員登録

「既読機能」のご利用には『日本の人事部』会員への登録が必要です。
メールアドレスのみの登録で、15秒で完了します。

  • 参考になった1
  • 共感できる1
  • 実践したい0
  • 考えさせられる1
  • 理解しやすい0
オススメ3
最新順 人気順 古い順

岩田さんが共感できるでオススメしました

東京都 情報処理・ソフトウェア 2021/04/17

会社とは経営理念をするための組織。そのために経営理念をいくつかの行動指針に落とし込むこと、全ての判断がその行動指針に基づいていることが大事ですよね。

*****さんが参考になったでオススメしました

東京都 広告・デザイン・イベント 2021/02/02

 

*****さんが考えさせられるでオススメしました

千葉県 その他業種 2020/04/13

 

3件中1~3件を表示
  • 1

この記事をオススメ

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。
※コメント入力は任意です。

オススメ
コメント
(任意)
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

コメントを書く

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。

コメント
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

問題を報告

ご報告ありがとうございます。
『日本の人事部』事務局にて内容を確認させていただきます。

報告内容
問題点

【ご注意】
・このご報告に、事務局から個別にご返信することはありません。
・ご報告いただいた内容が、弊社以外の第三者に伝わることはありません。
・ご報告をいただいても、対応を行わない場合もございます。

人事の学習帳 関連講座

となりの人事部のバックナンバー

関連する記事

【用語解説 人事辞典】
母集団形成
求人票
構造化面接
ワークサンプルテスト
エンゲージメントを高めるためのポイント
エンゲージメントがもたらすメリット
ペルソナ
アルバイト・パート
コンピテンシー導入の企業事例
コンピテンシー導入のポイント