人事白書調査レポート2024 働きやすさ・働きがい
課長昇進時の労働時間 「減少」「やや減少」は1.9%
課長昇進時の労働時間「やや増加する」が約3割で最多
課長クラスに昇進する際の残業を含めた労働時間の変化について聞いたところ、最も多かったのは「やや増加する」(34.9%)でした。「増加する」と「やや増加する」を合わせた増加傾向の数値(58.8%)に対して、「減少する」と「やや減少する」を合わせた減少傾向の数値は1.9%でした。
従業員規模別に見ると、1~100人の企業の「増加する」と「やや増加する」を合わせた増加傾向が47.7%に対して、1001~5000人の企業では74.4%、5001人以上の企業では71.9%。一方「減少する」と「やや減少する」を足した減少傾向は、1~100人の企業では2.0%に対して5001人以上の企業では0%と、従業員規模が大きくなるほど課長クラスの労働時間が増える傾向が見られました。
業績別に見ると、市況よりも良い企業の「増加する」と「やや増加する」を合わせた増加傾向は64.0%なのに対して、市況と同程度の企業では56.9%、市況よりも悪い企業では60.0%でした。
実施時期 | 2024年3月1日~3月29日 |
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調査対象 | 『日本の人事部』正会員 |
調査方法 | Webサイト『日本の人事部』にて回答受付 |
回答数 | 6678社、6926人(のべ) |
質問数 | 163問 |
質問項目 | 1.戦略人事/2.採用/3.育成/4.制度・評価・賃金/5.ダイバーシティ&インクルージョン/6.働きやすさ・働きがい/7.組織開発/8.注目の人事課題(タレントマネジメント、シニア活用、社内公募制、ジョブ・クラフティング) |
出典:『日本の人事部 人事白書 2024』
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