スポンサーシップ制度 「スポンサーシップ制度」とは、女性の管理職や経営幹部を増やすために、役員クラスが選ばれた女性社員のスポンサーに就き、マンツーマンで指導して昇進を後押しする制度のことです。スポンサーは英語で保証人、支援者の意。自分の裁量権で、リーダーに必要なスキルが学...
インポスター症候群とは―成功を認められない心理状態 「インポスター症候群」(シンドローム)とは、何かを達成しても成功を自分の力によるものだとは考えられず、ただ運がよかっただけだと思い込んでしまう、自己評価が異常に低い心理状態のことです。インポスターとは詐欺師の意で、「詐欺師症候群」とも呼ばれます。仕事...
アファーマティブ・アクション 「アファーマティブ・アクション」(affirmative action)とは、差別を積極的に是正・改善する取り組みのことで、差別是正措置、積極的改善措置などと訳されます。社会的・構造的な差別によって不利益を被っている集団(女性や人種的マイノリティー、...
女性活躍推進の重要性が叫ばれる現在も、変わらず求められるのは「トップやマネジメント層の理解」と「女性社員の意識改革」 昨今、女性管理職の登用を推進する企業が増えています。企業の現状はどうなっているのかを知るために、「女性管理職に期待していること」「活躍している女性管理職のタイプ」「女性管理職を増やすための取組み」の三項目について聞きました。
新・女性活用時代―― いま改めて注目される「女性活躍推進」について考える(後編) 『前編』は政府の成長戦略の中、改めて「女性活用」が求められている背景と、企業が取り組むべき課題について述べてきた。『後編』では、迫りくる労働力不足の下、どのように「女性活用」に取り組んでいけばいいのか、その考え方と事例を紹介していく。
新・女性活用時代―― いま改めて注目される「女性活躍推進」について考える(前編) アベノミクスの成長戦略で、女性の活躍推進が打ち出された。日本社会において、女性の積極的な活用が経済的閉塞打開のカギを握る、というものである。周知のように、「女性活用」の重要性は以前から言われてきたが、なぜ今、改めて注目されることになったのか?この古く...
ガラスの崖とは――意味、「ガラスの天井」にちなんで名付けられた背景 「ガラスの崖」(glass cliff)とは、2004年に英エクセター大学のミシェル・ライアン教授とアレックス・ハスラム教授が提唱した造語で、「ガラスの断崖」「ガラスの崖っぷち」とも訳されます。業績が低迷し、危機的な状況にある企業では、男性よりも女性...
インタビュー:佐々木かをりさん(株式会社イー・ウーマン) イー・ウーマンの社長、佐々木かをりさんにインタビュー。通訳・翻訳サービスで起業した後、どういう経緯で女性向けのコミュニティーサイトを立ち上げたのか。彼女が始めた国際女性ビジネス会議には、なぜ毎回1000人近くも集まるのか――。じっくりとうかがいました...
あいおいニッセイ同和損保:「女性管理職の育成」 周囲に女性の活躍モデルがないのなら、経験ある男性に学べばいい――あいおいニッセイ同和損保は、女性の管理職や経営幹部の輩出に向けて、男性役員と女性管理職がペアを組むユニークな「メンター制度」を導入するなど、先進的な取り組みを行っています。同社人事部ダイ...
ウーマノミクスとは 「ウーマノミクス」とは、「ウーマン」(女性)+「エコノミクス」(経済)を組み合わせた造語。ゴールドマン・サックス証券のチーフ日本株ストラテジストであるキャシー・松井氏が1999年から提唱している概念で、女性の活躍による経済の活性化、働き手としても消費...
なでしこ銘柄 「なでしこ銘柄」とは、東京証券取引所(以下、東証)と経済産業省が女性人材の活用に積極的な企業を選定し、投資家に紹介する取り組み、および選ばれた東証一部上場企業を指す呼称です。名称の由来はサッカー日本女子代表のなでしこジャパンから。企業側に女性活用の推...
[イベントレポート] ~ワーク・ライフ・バランス支援の新次元~女性活躍推進 と 仕事と介護の両立 2012年10月4日(木)に、東京大学社会科学研究所「ワーク・ライフ・バランス推進・研究プロジェクト」による成果報告会『ワーク・ライフ・バランス支援の新次元~女性活躍推進と仕事と介護の両立』が開催されました。本レポートでは、成果報告会の模様をダイジェ...
ピンクカラージョブ 「ピンクカラージョブ」とは、看護師・保育士・家政婦・店員・秘書など女性が従事することの多い職種、仕事を指す言葉です。もともとは1970年代のアメリカで、自己実現やキャリアを積むことよりも生計維持のために、高度な専門技術を必要としない低賃金の単純技能職...
クオータ制 クオータ(quota)とは、「割り当て、分配、分け前」の意味。もともとは政治における男女間格差を是正するための暫定的な方策で、議員・閣僚などの一定枠を両ジェンダーに割り当てる制度を指します。発祥地のノルウェーでは、一般企業に対してもこれを法制化。取締...
内永ゆか子さん 女性が活躍できる組織作りとは?~女性の覚悟、企業の覚悟~ 「女性活用は企業戦略である」と考える経営者が増えています。ところが、初めて経験する役職に抜擢された女性たちは不安で一杯。肩に力が入るあまり、組織の中では疎まれ、部下たちからは嫌われてしまう、というケースも少なくありません。2007年春、そんな企業や女...
住友スリーエム株式会社:となりの人事部 グローバルな競争が激しくなるなか、企業が勝ち残っていくためには、性別や年齢、人種や信仰などにこだわらず、優秀な人材を採用し、活用していかなければならない。その際にキーワードとなるのが「ダイバシティ」だ。今回は、さまざまな角度からダイバシティを推進し、...
人事マネジメント:女性活用が企業の生き残りの条件 「男女雇用機会均等法」が施行されて以降、男女の格差がなく、女性にも開かれた職場づくりが企業の「努力義務」へと課されてきた。女性活用は、日本経済を支えていくという観点でも、極めて重要な課題なのである。女性活用にあたって私たちはどうしていけばいいのか。今...
いま求められる「ダイバーシティ・マネジメント」 近年、職場に女性や非正社員をはじめ、さまざまな年代やワークスタイルの人たちが増えてきた。一部では外国人の活躍も目立っている。そう、「ダイバーシティ(多様化)」の広がりである。人事担当者は、多様化した社員へ適切かつ効果的に対応するための工夫が求められて...
企業インタビュー|資生堂の社員の成長と会社の業績を上げる ワーク・ライフ・バランス(株式会社 資生堂) ワーク・ライフ・バランスに取り組む企業が増えている。しかし制度は整備されているが、実際には社員に活用されていないという実状が浮かび上がる。制度を利用しにくい企業風土や職場の雰囲気が障壁となっているケースも多い。今回は、日本の企業でも制度の実効性が高い...