イノベーション創出の施策は、「経営層によるコミットメント・メッセージの発信」「社外の勉強・交流会などへの参加促進」「部門を越えた交流の促進」がトップ3|人事白書調査レポート 人事担当者にイノベーション創出の施策について聞いたところ、「経営層によるコミットメント・メッセージの発信」「社外の勉強・交流会などへの参加促進」「部門を越えた交流の促進」がトップ3であることがわかった。
宇田川元一さんに聞く:組織のわかりあえない対立を読み解く ナラティヴ・アプローチで人事が果たしうる支援とは 組織にはいろいろな関係が存在しています。上司と部下、経営と現場、営業と企画、製造と開発など、実に多様です。互いの考えが合致し、持ち味を発揮したなら、仕事は円滑に回っていくでしょう。けれども現実は、各所で起こる対立に、現場の社員だけでなく人事も頭を悩ま...
ハードとソフトの両輪で組織改革を加速させるための「7S」とは 「7S(Seven S Model)」とは、マッキンゼー・アンド・カンパニー社が提唱した組織変革のためのフレームワークです。組織の全体像といくつかの要素の相互関係を表しており、組織の現状を包括的に捉え、適切な対策をとっていくのに有効だとされています。
イノベーション創出に向けた丸紅の取り組み インタビュー:人事部 部長 鹿島浩二さん 2018年、「既存の枠組みを超える」をスローガンに、全社をあげてイノベーションを生むための施策をスタートさせた、丸紅株式会社。日本の人事部「HRアワード2018」で優秀賞を受賞したその取り組みを、人事部 部長の鹿島浩二さんにうかがいました。
「人のための組織づくり」への発想の転換 今、企業社会のあり方が問い直されている じっくり話しあって採用したはずの新入社員が「未来が見えない」といって早期退職していく。会社の主力であるべきミドルマネージャー層が疲弊して、社内に活力が感じられない。イノベーションが求められているのに、リーダーシップをとる人材がいない……。多くの会社が...
新居 佳英さん(株式会社アトラエ 代表取締役CEO)インタビュー 「役職の撤廃」「日本初となる全従業員に対する特定譲渡制限付株式の付与」「勤務時間や働く場所を管理しない、自由度の高い働き方」――。従来の会社組織の枠にはまらない取り組みで、数多くのメディアに取り上げられ、業界内外から注目を集めているテック企業がありま...
石坂産業・石坂典子代表取締役に聞く 地域で愛される会社にした“考える”マネジメントとは 建築系廃材の処理を行う石坂産業は、徹底した分別と独自の技術で95%以上のリサイクル率を実現するなど、同業他社との差別化を図り、高い競争力を実現していることで知られます。近年は里山保全を軸とした、自然と地域の共生プロジェクトにも注力。2013年には経産...
One JAPAN 共同発起人・代表/パナソニック株式会社 濱松誠さんインタビュー|出る杭を伸ばす組織を目指して 大企業病に挑む若手・中堅有志団体One JAPANが、 人事に求めること(前編) 「大企業病」――意思決定のスピードが遅く、変化を好まない組織風土。そこで働く若手社員たちは、近年の急速な経済環境の変化の中で、変革の必要性を感じながらも、身動きがとれない悩みを抱えています。こうした大企業の「変われない空気」を打破するため、2016年...
社内SNS 「社内SNS」とは、会社内や組織内で、複数人で使われるコミュニケーションツールのこと。SNSはソーシャルネットワーキングサービスの略語です。メールと違って気軽に情報を発信できるのでハードルが低く、迅速に情報を交換できる、というメリットがあります。社内...
東京学芸大学附属世田谷小学校 沼田晶弘さんインタビュー|小学生を「学び続ける自走集団」に変える ぬまっち先生流・やる気を引き出すしかけづくりとは(後編) 教育現場において、子どもたちの自主性・自立性を引き出すユニークな授業で注目されている小学校教諭の沼田晶弘さんは、子どもたちにさまざまなプロジェクトを任せ、知的好奇心に火をつけることで、「自ら考え、学びつづけるクラス」を実現しています。子どもたちから「...
東京学芸大学附属世田谷小学校 沼田晶弘さんインタビュー|小学生を「学び続ける自走集団」に変える ぬまっち先生流・やる気を引き出すしかけづくりとは(前編) 「卒業遠足でクラス全員が帝国ホテルで食事をし、リムジンに乗って学校に帰る」という、前代未聞の目標に向けて団結した、東京学芸大学附属世田谷小学校6年1組の児童たち。驚くことに、さまざまなコンテストを自主的に探し出し、それに応募することで賞金を貯め、「ホ...
アジリティ(Agility)とは――用語の意味、ビジネスで求められるスピードとは 「アジリティ」(Agility)とは、もともと機敏さ、素早さ、敏しょう性といった意味ですが、ビジネス用語としては、目まぐるしい環境変化に即応するために欠かせない、経営や組織運営のあり方における機敏性を表します。意思決定のスピードや効率、チーム編成や役...
パーパス(Purpose)とは――意味と事例、企業のパーパス経営が注目を集める背景 「パーパス(Purpose)」は、一般に「目的、意図」と訳される言葉です。近年では、経営戦略やブランディングのキーワードとして用いられることが多く、その場合は企業や組織、個人が何のために存在するのか、すなわち「存在意義」のことを意味します。
田中研之輔さんインタビュー|「見えにくいけれど大切なものを見えるようにする」社会学的視点。 組織を変えたい人事のための「組織エスノグラフィー」入門(後編) 「組織エスノグラフィー」――インタビューの前編では、この聞き慣れない言葉が人事の領域にどう関わってくるのか、法政大学キャリアデザイン学部准教授の田中研之輔先生に解説していただきました。後編は、組織エスノグラフィーの実践編。企業内で実際に組織エスノグラ...
田中研之輔さんインタビュー|「見えにくいけれど大切なもの」を見えるようにする社会学的視点。 組織を変えたい人事のための「組織エスノグラフィー」入門(前編) 「組織エスノグラフィー」という言葉をご存じでしょうか。「エスノグラフィー」とは、「民族誌」という意味で、もともとは人類学者が異国の村や集落に入り込み、いっしょに生活する中で、その集団の実態や特性を言語化して描き出すという、人類学が得意としたフィールド...
インタビュー:井川幸広さん(株式会社クリーク・アンド・リバー社 代表取締役社長) クリエイティブ領域で活躍するクリエイターとクライアント企業をつなぐ、世界的にも珍しい「クリエイター・エージェンシー」として業界に確固たる地位を築いている、株式会社クリーク・アンド・リバー社。創業したのが、代表取締役社長を務める井川幸広さん。かつてなか...
企業インタビュー|P&Gは「スキル」に着目したプログラムを、なぜ他社に無償で提供するのか?――「ダイバーシティ&インクルージョン啓発プロジェクト」発足の背景と活動内容とは(後編) 日本の人事部「HRアワード2016」で企業人事部門 特別賞に輝いた、P&Gジャパン。前編では、「ダイバーシティ&インクルージョン」先進企業である同社が早い時期から取り組んできた背景や、その取り組み内容についてお話をうかがいました。後編では、今回受賞し...
企業インタビュー|P&Gは「スキル」に着目したプログラムを、なぜ他社に無償で提供するのか?――「ダイバーシティ&インクルージョン啓発プロジェクト」発足の背景と活動内容とは(前編) プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&Gジャパン)株式会社は、25年前という早い段階からダイバーシティを推進してきた、ダイバーシティ先進企業です。「ダイバーシティ&インクルージョン」には「スキル」が必要だ、との考えから、その「スキル」を身につ...
前野隆司さんインタビュー|“幸福学”を知れば誰でも幸せになれる! 従業員が幸せになれば会社が伸びる! 人・組織・経営を変える“幸せの四つの因子”(後編) 「人々の役に立ちたい」――その思いを突き詰めた結果、慶應義塾大学大学院の前野隆司教授は、モノづくりの最前線から人の心の研究へとキャリアを大きく転じ、「幸福学」という新たな学問領域を切り開きました。前野教授が、幸福に関する過去の研究成果を統合し、因子分...
前野隆司さんインタビュー|“幸福学”を知れば誰でも幸せになれる! 従業員が幸せになれば会社が伸びる! 人・組織・経営を変える“幸せの四つの因子”(前編) 国連が3月に発表した2016年度版「世界幸福度報告書」によると、日本は53位。経済的に豊かで安全な国に暮らしながら、なぜ日本人は幸せになれないのか。「幸せには、幸せになるためのメカニズムがあります。それを理解して、上手に活用すれば誰でも幸せになれます...