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2019年度 新入社員の初任給調査
~東証1部上場企業241社の速報集計。35.7%が初任給を「全学歴引き上げ」~

3.2019年度決定初任給および同一企業における上昇額、上昇率[図表 3]

全産業で見た学歴別の初任給水準は、大学卒(一律)21 万2304円、大学院卒修士22 万9951円、短大 卒18万2184円、高校卒(一律)17万505 円となった。同一企業における前年度初任給と比較した上昇率は、大学卒(一律)0.7%、大学院卒修士0.7%、短大卒0.8%、高校卒(一律)0.9%である。

【図表3】2019年度決定初任給および同一企業における上昇額、上昇率
【図表3】2019年度決定初任給および同一企業における上昇額、上昇率

[注] 主な学歴を抜粋して掲載。

4.学歴別決定初任給の上昇額[図表 4]

大学卒(一律)では、「引き上げ」が42.1%となっている。引き上げた場合の上昇額は「1000円台」が 44.0%で多く、「2000円台」13.3%と合わせると1000~2000円台が過半数を占める。引き上げた場合の平均上昇額は3511円。

【図表4】2019年度決定初任給の上昇額の分布
【図表4】2019年度決定初任給の上昇額の分布
注) *ここでは、一般財団法人労務行政研究所が行った(調査期間:2019年3月~4月)のプレスリリース(2019年5月8日発表)をもとに、『日本の人事部』編集部が記事を作成しました。詳細は『労政時報』第3972号(2019年5月24日発行)に掲載されています。
◆労政時報の詳細は、こちらをご覧ください → 「WEB労政時報」体験版
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【用語解説 人事辞典】
統計的差別