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ニュース
人事サービス 雇用・採用
掲載日:2025/11/04

50代以上のシニアに『就業意欲』に関するアンケート調査を実施

定年後も働くシニアが約4割!就業スタイルは多様化の時代へ

シニア専門のマーケティングプラットホーム コスモラボ(会社名:コスモヘルス株式会社、本社:東京都港区、代表取締役社長 小塚 崇史)がシニア層の『就業意欲』に関するアンケートリサーチのレポートをリリースしました。本レポートでは、50歳以上のシニア層を対象に、現在の就業状況や再就職意向、就業理由や負担要因、そして就業を通じて得たい価値について意識と実態調査を実施しました。シニア世代における労働継続の実態と課題が明らかになりました。

調査トピックス
◆シニア就業状況の多様化

「定年後も継続して働いている」(43.9%)が最も多く、次いで「定年後、再就職はしていない(現在は働いていない)」(31.4%)が続き、シニアの就業状況には多様な姿が見られます。

◆経済不安が就業意欲を下支え
就業理由は「経済的に必要なため(年金だけでは不安など)」(32.6%)が最多です。就業を通じて得たいことでも「経済的な安定」(59.5%)がトップで、家計不安が就労参加を強く後押ししています。

◆最大の壁は体力・健康面の不安
就業における負担は「体力・健康面の不安」(67.8%)が突出しています。「IT・デジタル機器への苦手意識」(17.0%)も無視できず、健康とスキル両面での支援が求められます。
 

1:現在のご状況について教えてください(有効回答者数:487名)

「定年後、再就職はしていない(現在は働いていない)」(31.4%)が最多で、就業から完全に離脱した層が目立ちます。 一方で、「定年後も同じ職場で継続して働いている(再雇用・嘱託など)」(15.4%)と「定年後、別の職場に再就職して働いている」(15.4%)を合わせると約3割が就労を継続しており、就業状況は二極化していました。さらに「自営業・フリーランス・家業を継続している」(13.1%)や「これまで無職(例:主婦など)だったが、現在はパートやアルバイトで働いている」(7.4%)も存在し、退職後の働き方は多様化しています。

2:現在の職種・仕事内容について教えてください(有効回答者数:250名)

「接客・販売」(18.8%)が最多で、「福祉・介護」(13.2%)や、「技術・作業系」(12.4%)、「専門職(資格を活かす仕事)」(10.8%)が続きました。これらは経験を活かせる分野であり、身体的・対人スキルが重視される仕事が中心です。 「農業・地域活動」(9.6%)や「軽作業(清掃・警備など)」(8.0%)も一定数を占め、地域社会に根ざした職務や高齢者でも可能な定型作業が主要な受け皿になっています。

3:今後、就業する場合、希望する職種・仕事内容について教えてください (有効回答者数:153名)

「特になし」(52.3%)が過半数を占め、具体的な職種像を持たない層が目立ちました。一方で、「接客・販売」(11.8%)や「専門職(資格を活かす仕事)」「農業・地域活動」「軽作業(清掃・警備など)」(各8.5%)は一定の支持を集めています。 希望職種が不明確である層の多さは、再就職行動を阻む要因になり得るため、体験型雇用や短期トライアルが意思決定のきっかけとなる可能性があります。 さらに、柔軟な雇用条件や業務内容の事前提示が望まれ、就労意欲はあるが方向性が定まらない層への具体的アプローチが重要です。

4:再就職にあたり、資格やスキルの取得について教えてください(有効回答者数:487名)

「定年後、資格やスキルは取得していないし、今後も取得する予定はない」(33.5%)が最多で、学習意欲の低さが浮き彫りになりました。これに「定年後、就労していない」(29.6%)や、「定年をしていない」(26.1%)が続きます。 一方で、「定年後、資格やスキルは取得していないが、就労のために取得したい資格やスキルがある」(5.5%)や「定年後、就労のために新たに資格やスキルを取得した」(5.3%)は少数派にとどまり、積極的にスキルアップを志す層は限定的です。時間的制約やコスト、学習習慣の欠如が背景にあると推察されます。短期間で学べる資格講座やOJT型支援を提供することが、潜在的な学習層を動かす鍵となるでしょう。

5:働いている1番の理由を教えてください(有効回答者数:487名)

「経済的に必要なため(年金だけでは不安など)」(32.6%)が最多で、シニアの就業意欲を最も強く支えているのは経済要因でした。次いで、「健康維持のため」(13.1%)、「社会参加・人とのつながりのため」(12.9%)、「趣味・生きがいの一環として」(8.2%)が続きます。 収入補完が最大の動機である一方で、就業を通じた身体的健康の維持や孤立防止も重要な役割を果たしていました。 金銭的動機だけではなく、生活の質や社会的役割を重視する価値観が広がり、シニア就業は多面的な要因で成り立っていることが分かります。

6:今後の就業意向について教えてください(有効回答者数:487名)

「(定年後の方)今後も働き続けたい」(41.9%)が最多で、就労意欲を持つ層が4割超存在しています。一方で「わからない」(23.0%)や、「(定年後の方)働く予定はない」(15.2%)も一定数存在し、将来の就業に対する不確実性が強いことが示されました。 「定年後に働きたい」(10.3%)や「定年後は働きたくない」(9.7%)も合わせると、二極化と未定層が混在する構造が浮かび上がります。

7:就業するうえで、負担や壁に感じることは何ですか?(複数回答可)(有効回答者数:487名)

「体力・健康面の不安」(67.8%)が突出し、就業継続の最大の壁となっています。次いで「職場環境や人間関係の不安」(19.3%)、「IT・デジタル機器への苦手意識」(17.0%)、「家事・介護など家庭の事情」(14.4%)が続きました。 高齢期特有の身体的制約に加え、職場適応やデジタル環境への対応も課題として浮かび上がっています。通勤負担を軽減する在宅ワークや軽作業への転換、またデジタル支援の導入は、就業継続を後押しする重要な施策となります。

8:就業を通じて得たいことは何ですか?(複数回答可)(有効回答者数:487名)

「経済的な安定」(59.5%)が最多で、「健康の維持」(52.0%)、「人とのつながり」(52.0%)が同水準で続きました。「自己成長・学び」(25.3%)や「社会貢献」(21.4%)も一定数を占めており、シニアが就業に求める価値は多角的です。 単なる収入確保だけではなく、心身の健康維持や社会的交流、自己実現まで広がっています。就業機会を提供する際には金銭的条件に加えて、健康プログラムや地域参加を組み合わせることで、総合的な満足度を高められることが示唆されます。

総評
本調査から明らかになったのは、シニア層の就業意欲と実態が「二極化」と「多元的動機」によって特徴づけられている点です。現在の状況は「働いていない」(31.4%)と「定年後も継続して働いている」(43.9%)と、リタイア層と継続層が存在しています。

働く理由としては「経済的に必要なため(年金だけでは不安など)」(32.6%)が最多で、就業を通じて得たいことでも「経済的な安定」(59.5%)がトップとなり、年金や貯蓄に対する不安が強く就労を支えていることが浮き彫りとなりました。

一方で「健康の維持」(52.0%)や「人とのつながり」(52.0%)といった要素も同水準で重視されており、就業は単なる収入確保にとどまらず、生活の質や社会的役割を維持する重要な手段となっています。

最大の課題は「体力・健康面の不安」(67.8%)であり、さらに「職場環境・人間関係の不安」や「IT・デジタル機器への苦手意識」が障壁となっています。このため、短時間勤務や在宅勤務、デジタルサポートを組み込んだ柔軟な就業環境が求められます。

今後のシニア雇用政策や企業施策においては、①経済的安定の担保、②健康維持を支える軽負荷職務設計、③孤立防止のための交流機会提供、④就労未定層に向けた体験型雇用制度の推進が鍵となります。経済・健康・社会性の三位一体の視点で就業環境を整備することが、シニアの労働参加を持続的に支える道筋になると考えられます。


調査概要
◾️調査方法:ネットリサーチ
◾️調査地域:全国
◾️対象者 :「コスモラボ」のアンケートモニター
◾️回答総数:487
◾️調査対象期間:2025年9月10日
 

◆本調査の詳細は、こちらをご覧ください。

(コスモヘルス株式会社 /2025年10月24日発表・同社プレスリリースより転載)

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