人事白書調査レポート2024 制度・評価・賃金
5年前の正社員初任給との比較
業績の良し悪しにかかわらず「上がった」「やや上がった」が6割超
業績の良し悪しにかかわらず「上がった」「やや上がった」が6割超
2023年度に入社した正社員の初任給について、5年前と比較したときの状況として最も当てはまるも のを聞きました。「上がった」(35.3%)、「やや上がった」(28.0%)の回答を合わせて63.3%。一方、「下がった」は0.0%、「やや下がった」も0.2%にとどまります。
従業員規模別に見ると、5001人以上の企業では「上がった」(42.3%)と「やや上がった」(38.5%)を合わせて80.8%。101~500人の企業では「上がった」(37.3%)と「やや上がった」(29.4%)を合わ せて66.7%、1~100人の企業では「上がった」(26.2%)と「やや上がった」(23.6%)を合わせて 49.8%と、従業員規模が小さいほうが、割合が低い傾向がありました。
業績別に見ると、市況よりも良い企業では、「上がった」(44.6%)と「やや上がった」(21.4%)を合わせて66.0%。市況よりも悪い企業では、「上がった」(29.8%)と「やや上がった」(34.2%)を合わせて64.0%でした。業績の良し悪しにかかわらず、5年前よりも正社員の初任給が上がった企業が多いといえます。
実施時期 | 2024年3月1日~3月29日 |
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調査対象 | 『日本の人事部』正会員 |
調査方法 | Webサイト『日本の人事部』にて回答受付 |
回答数 | 6678社、6926人(のべ) |
質問数 | 163問 |
質問項目 | 1.戦略人事/2.採用/3.育成/4.制度・評価・賃金/5.ダイバーシティ&インクルージョン/6.働きやすさ・働きがい/7.組織開発/8.注目の人事課題(タレントマネジメント、シニア活用、社内公募制、ジョブ・クラフティング) |
出典:『日本の人事部 人事白書 2024』
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