『日本型ダイバーシティマネジメント|日本企業が歩む性的マイノリティとの共創の道』(閻 亜光:著)晃洋書房より刊行
晃洋書房は、『日本型ダイバーシティマネジメント|日本企業が歩む性的マイノリティとの共創の道』(閻 亜光:著)を刊行しました。
共にはたらく。
共に生きる。
本書は日本企業のダイバーシティマネジメントを全面的、かつ組織・個人の観点から分析し、日本でいま実施すべきモデルを提案することを目的としている。性的マイノリティだけでなくダブルマイノリティとされる人々に対して、表層的ではないダイバーシティマネジメントを行うことの困難と希望を、包括的に描く。
■本書の概要
日本型ダイバーシティマネジメント
日本企業が歩む性的マイノリティとの共創の道
著者:閻 亜光
定価:4,180円
出版年月日:2024/11/30
ISBN:9784771038820
ページ数:242ページ
判型:A5判
■目次
はしがき
序 章 ダイバーシティマネジメントの射程
はじめに
1.性的マイノリティ当事者のダイバーシティマネジメントが求められる理由
2.日本型ダイバーシティマネジメントモデルの意義
3.日本型ダイバーシティマネジメントの構築
4.本書で使用する概念とモデル
5.本書の構成
小 括
第1章 日本企業のダイバーシティマネジメント
はじめに
1.日本型ダイバーシティマネジメントの既存論点
2.文献レビューという方法
3.ダイバーシティマネジメントとモデル
小 括
第2章 性的マイノリティの変遷
はじめに
1.性的マイノリティ当事者を対象とする理由
2.LGBT が代表する性的マイノリティに起きた「変化」
3.性的マイノリティ当事者に対する取り組みの位置付け
4.性的マイノリティ当事者に対する取り組みへの懸念
5.組織側及び当事者側の既存問題点
小 括
第3章 日本企業における性的マイノリティ取り組みの比較
はじめに
1.性的マイノリティに対する理解の不十分さ
2.既存取り組みの現状
3.性的マイノリティと日本企業
4.日本企業へのインタビュー調査
5.比較研究で得られた特徴と原因
6.日本企業における実践的な示唆
小 括
第4章 ダブルマイノリティ当事者に隠された真相
はじめに
1.複数のマイノリティを持つ当事者が抱えている問題点とは何か
2.本章におけるダブルマイノリティとは
3.ダブルマイノリティの働き方
4.M-GTA を用いたダブルマイノリティ当事者への調査
5.見つかった困難及びその解決プロセス
6.日本企業における実践的な提案
小 括
第5章 職場における性的マイノリティ当事者のメンタルヘルス
はじめに
1.性的マイノリティ当事者とメンタルヘルス
2.隠れやすい性的マイノリティ当事者のメンタル問題
3.アンケート調査について
4.得られたメンタルヘルスの因子
5.コロナ禍による性的マイノリティ当事者特有の因子なのか
小 括
第6章 ダイバーシティマネジメントに対する認識ズレ
はじめに
1.職場における既存の認識ズレ
2.当事者と非当事者の間で見られる差異
3.調査対象者へのアンケート
4.認識ズレが存在するかを検証する方法
5.認識ズレの有無
6.見えない「当たり前の隣人」
小 括
第7章 日本型ダイバーシティマネジメントモデル
はじめに
1.日本型ダイバーシティマネジメントの問題点
2.モデルの修正点説明
3.各ステージの説明
4.モデルの特徴
小 括
終 章 共創の道
はじめに
1.各章のまとめ
2.一緒に歩む困難はどこにあるか
3.「今」できることとは何か
4.本書の限界と展望
あとがき
参考文献
索 引
◆書籍の詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社晃洋書房 / 11月発表)