職能要件書の社内公開
弊社は、約300名の製造業です。職能資格制度を導入して20年ほどになります。
昨年、人事考課制度の見直しを行なった際、職能要件書を全社員に公開したいと、いくつかの部署から要望が出ました。以前から、自分を見つめなおすという目的で、本人評価を行なっているため、基準を理解せずに自己評価をしても意味がないという意見です。
考課項目は、成果実績、情意、能力の領域を15項目に分け、着眼点を記載してあります。
例えば、項目①仕事の質に対し、(着眼点)1)仕事の結果を緻密さ、周到さ、確実さなど質的にみる、2)仕事の正確さ(不良ミスの有無、程度)はどうだったか、3)仕事の出来栄えはどうだったかといった具合です。
私は、非公開の立場をとっています。
主な理由として、①若手新人に基準書の内容を理解できるか、②上長がうまく説明できるか、③職能要件書にすべての業務を記載できるはずがなく、要件書に記載のない業務を拒否する可能性がある。
いづれにしろ、人事考課制度にはあいまいさがあり、完全な透明性を期待するのは困難と考えています。
そこで、知りたいことですが。
①実際に職能要件書を公開している企業の割合はどのくらいか?
②公開するメリットとデメリット
③上記に関する情報元(書籍、雑誌)の存在
以上、よろしくお願いします。
投稿日:2008/09/12 18:37 ID:QA-0013712
- *****さん
- 京都府/機械(企業規模 101~300人)
本Q&Aは法的な助言・診断を行うものではなく、専門家による一般的な情報提供を目的としています。
回答内容の正確性・完全性を保証するものではなく、本情報の利用により生じたいかなる損害についても、『日本の人事部』事務局では一切の責任を負いません。
具体的な事案については、必ずご自身の責任で弁護士・社会保険労務士等の専門家にご相談ください。
プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
公開には適しません
はじめまして、単刀直入にお答えします。
先ず産業労働調査所の「賃金用語事典」では、
①職務基準書と②職能要件書の二段階に分けています。
御社の場合は①と②が混合ないし混同されていません
でしょうか?
小職の意見としては、①は公開すべきですが、
②は非公開であるべきです。
職務を遂行する能力にまで立ち入った職能要件書まで
公開しては、人事部も社員も混乱しかねません。
尚お尋ねの資料等につきましては存じませんし、
そもそも非公開が圧倒的多数であると容易に推測できます。
ついでに提案申し上げますと、コンピテンシーの
Dictionaryを作成して公開しては如何でしょうか。
社員のモチベーション向上のために評価基準を公開したい
という企業には、職能要件書よりも効率的で効果的です。
投稿日:2008/09/15 13:50 ID:QA-0013728
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