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パーソルグループの総力を結集し、
「多様な働き方の実現」「雇用のミスマッチ極小化」など、日本の雇用課題に全力で取り組む

水田正道さん(パーソルホールディングス株式会社 代表取締役社長 CEO)
高橋広敏さん(パーソルホールディングス株式会社 取締役副社長 COO)

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人材派遣のテンプスタッフ、設計・研究開発の日本テクシード、転職サービスやアルバイト求人情報サービスを運営するインテリジェンスなどの企業を傘下に持ち、総合人材サービス企業として名をはせてきた、テンプホールディングス株式会社は、2016年7月にグループブランド「PERSOL(パーソル)」を新設。2017年7月1日には、パーソルホールディングス株式会社へと商号を変更し、新たなスタートを切りました。同時に、主要なグループ各社の社名を「パーソル」を冠するものに変更し、組織を再編するなど、グループ各社の総力を結集する動きを加速させています。パーソルグループは、労働力人口が減少する中、「雇用のミスマッチ解消」や「適材適所の実現」など、山積している労働・雇用に関する課題をどのように捉え、どう解決しようとしているのでしょうか。グループのトップお二人に、お話をうかがいました。
■プロフィール
パーソルホールディングス株式会社 代表取締役社長 CEO 水田 正道さん Photo
水田 正道(みずた・まさみち)
パーソルホールディングス株式会社 代表取締役社長 CEO
1959年、東京都出身。1984年、青山学院大学経営学部卒業後、株式会社リクルートを経て、1988年、テンプスタッフ株式会社(現パーソルテンプスタッフ)に入社。同社営業責任者、テンプスタッフテクノロジー株式会社(現パーソルテクノロジースタッフ株式会社)代表取締役社長、テンプホールディングス(現パーソルホールディングス)取締役副社長などを経て、2013年6月、テンプホールディングスおよびテンプスタッフ代表取締役社長就任。2017年7月より現職。一般社団法人日本人材派遣協会会長、一般社団法人人材サービス産業協議会理事長も務める。座右の銘は、「積小為大」。
パーソルホールディングス株式会社 取締役副社長 COO 高橋 広敏 Photo
高橋 広敏(たかはし・ひろとし)
パーソルホールディングス株式会社 取締役副社長 COO
1969年大分県生まれ。1995年早稲田大学第一文学部卒業、同年株式会社インテリジェンスへ入社。1999年取締役、2001年常務取締役に就任。人材紹介事業、人材派遣事業)、管理部門管掌、メディア事業管掌を経て、2008年12月、同社・代表取締役社長執行役員に就任。2013年6月にはテンプホールディングス株式会社取締役副社長に就任。2017年7月より現職。

これからは「企業が人から選ばれる時代」

―― 現在の日本における雇用・労働、働き方などの課題を、どのように捉えていらっしゃいますか。

水田: 今、大きなパラダイムシフトが起きています。これまでは「企業が人を選ぶ時代」でしたが、これからは「企業が人から選ばれる時代」です。背景には、少子高齢化に伴う労働力人口の減少など、構造的な変化があります。今後、採用難はより深刻になり、企業は働く環境を整えなければ、思うような人材に来てもらえなくなります。

現在はインターネットを通じて、働く人たちの「本音の声」を知る場が至る所に存在し、誰もが簡単に「実態」にアクセスできます。求人情報に記載されている内容と実態が大きく違っていれば、悪い情報はすぐに流布していきます。本当の意味で働きやすい職場を作らないと、瞬く間に働き手(求職者)の信用を失い、企業経営が成り立たなくなる時代なのです。

政府主導の下、「働き方改革」が叫ばれていますが、実際に改革を行う場合、顧客(クライアント)との付き合い方を見直さなければなりません。もちろんビジネスですから、「顧客ファースト」は常に必要であり、それを変える必要はありません。問題は適正な範囲がどこまでなのか、ということです。日本独自の「おもてなし文化」はとても大事なことですが、時に過剰サービスとなっている場合もあります。そのツケは現場の従業員へ重くのしかかり、過重労働の状況を呈しています。

パーソルホールディングス株式会社 代表取締役社長 CEO 水田 正道さん Photo

高橋: そもそも、手厚いサービスの提供は潤沢な労働力があってこそ、実現できるもの。しかし今、その前提条件が大きく変わっています。「企業が人から選ばれる時代」へのパラダイムシフトは今後、ますます加速していくのではないでしょうか。


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