無料会員登録

日本の人事部への登録は45秒で完了!
※登録内容はマイページで確認・変更できます。

※「@jinjibu.jp」からのメールが受信できるようにしてください。

既に会員の方はこちら

または各SNSで登録

日本の人事部があなたの許可無く投稿することはありません

既に会員の方は
こちらからログイン

ログイン

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・ログイン

ありがとうございます。会員登録が完了しました。
メールにてお送りしたパスワードでログインし、
引続きコンテンツをお楽しみください。

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・自動ログイン

会員登録とログインが完了しました。
引続きコンテンツをご利用ください。

マイページ

会員登録済み


選択したSNSアカウントは既に会員登録済みです。

ニュース
人事サービス 人事労務・管理
掲載日:2025/04/30

正社員の静かな退職に関する調査2025年(2024年実績)を発表

正社員の4割以上が「静かな退職※」をしており、20代が46.7%で最多。「静かな退職」をしている人の7割以上は「今後も静かな退職を続けたい」。中途採用担当者の約4割が「静かな退職」に賛成、反対を6.8pt上回る

株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)は、20~59歳の正社員を対象に実施した「マイナビ 正社員の静かな退職に関する調査2025年(2024年実績)」の結果を発表しました。
※「静かな退職(Quiet Quitting)」とは、やりがいやキャリアアップは求めずに、決められた仕事を淡々とこなすことを指す。近年のワークライフバランスを重視する動きが加速化したことによって、この働き方が増え、注目されている。
 

【TOPICS】

◆正社員の4割以上が「静かな退職」をしていると回答。20代が最多で46.7%
◆約6割の人が静かな退職で「休日や労働時間、自分の時間への満足感」などを得られたと回答。7割以上が「今後も静かな退職を続けたい」
◆静かな退職を選んだきっかけを4タイプに分類。仕事・環境の不適合や処遇・評価に対する不満から「静かな退職」を選択している人も
◆企業の中途採用担当者の約4割は「静かな退職」に賛成、「人それぞれ」「キャリアアップを求めない働き方も考慮すべき」。反対派は周囲への影響や会社への有益性を懸念
 

【調査概要】

◆正社員の4割以上が「静かな退職」をしていると回答。20代が最多で46.7%

20~50代の正社員に「静かな退職」をしているか聞いたところ、「静かな退職」をしていると回答した割合は44.5%と4割を超えた。
年代別にみると、最も多かったのは20代で46.7%、次いで50代が45.6%、40代が44.3%だった。「静かな退職」をしている人はどの年代でも4割を超えており、幅広い年代に存在することがわかった。
 

◆約6割の人が静かな退職で「休日や労働時間、自分の時間への満足感」などを得られたと回答。7割以上が「今後も静かな退職を続けたい」

「静かな退職」をしている人に、「静かな退職」で得られたものがあるか聞くと、57.4%が「得られたものがある」と回答した。具体的には、「休日や労働時間、自分の時間への満足感(23.0%)」が最多で、「仕事量に対する給与額への満足感(13.3%)」で続いた。
次に、「静かな退職」をしている人に対して、「静かな退職」を今後も続けたいか聞いたところ、「働いている間はずっと静かな退職を続けたい(29.7%)」が最多となり、「できるだけ静かな退職を続けたい(22.7%)」、「どちらかといえば静かな退職を続けたい(18.0%)」と続いた。「静かな退職を続けたい」と考えている人の合計は70.4%で多数派となった。 年代別にみると、「静かな退職を続けたい」割合は40代が73.5%で最多、「静かな退職を続けたくない」は20代が最も高く35.4%であった。全年代で「静かな退職を続けたい」と考える人の割合は高いが、年代別では差があることもわかった。
 

◆静かな退職を選んだきっかけを4タイプに分類。仕事・環境の不適合や処遇・評価に対する不満から「静かな退職」を選択している人も

「静かな退職」をするようになったきっかけを自由回答で聞き、回答をA~Dタイプの4つに分類した。
Aは「不一致タイプ」で、仕事・環境の不適合による意欲低下がきっかけとなっている。回答としては「今の職場にはやりがいがある仕事がない(50代)」などがあがった。
Bは「評価不満タイプ」で、処遇・評価に対する不平不満がきっかけとなっている。回答としては「自分で仕事を行い、面談時にアピールしても評価をされないから(20代)」などがあがった。
Cは「損得重視タイプ」で、金銭的な損得やコストパフォーマンスを考えて静かな退職をしている。回答としては「お金のために働いているのでそれに見合った仕事量はしている(30代)」などがあがった。
Dは「無関心タイプ」で、もともとの価値観として変化・上昇を求めていない。回答としては「キャリアアップすることに興味がないから(20代)」などがあがった。【図5】
C・Dのように、もともとの価値観やコスパ重視の考え方から「静かな退職」を選択しているタイプもあれば、A・Bのように、仕事環境や働く中で生まれた不満が要因となり「静かな退職」を選択している(した)タイプも存在することがわかった。
 

◆企業の中途採用担当者の約4割は「静かな退職」に賛成、「人それぞれ」「キャリアアップを求めない働き方も考慮すべき」。反対派は周囲への影響や会社への有益性を懸念

企業の中途採用担当者に「静かな退職」について賛成か反対かを聞いたところ、「賛成」(賛成14.1%+どちらかと言えば賛成24.8%)が38.9%で、「反対」(反対14.6%+どちらかといえば反対17.5%)の32.1%を6.8pt上回った。(反対より)賛成が多かった業種は「IT・通信・インターネット」や「金融・保険、コンサルティング」、一方で(賛成より)反対が多かった業種は「不動産・建設・設備・住宅関連」や「流通・小売」であった。
賛成意見では、「人それぞれだと思うので、キャリアアップを求めない働き方も考慮すべき」、「そういった人材がいないとなりたたない業務もある」といった意見がみられた。反対意見では「他の従業員に伝播する」、「会社としては有益ではない」など、静かな退職をしている人の周囲への影響や会社への有益性を懸念する意見があがった。
個人の価値観を尊重し、「静かな退職」という働き方に理解を示す声はありつつも、業種や業務内容によっては企業側の賛否が分かれることもわかった。


【調査担当者コメント】

今回の調査から、正社員の4割以上が「静かな退職」をしており、「静かな退職」は一般的になりつつあることが分かりました。そのうちの約7割は「今後も静かな退職を続けたい」と回答しているため、今後も働き方を変えない人は一定数いることがうかがえます。「静かな退職」は“決められた仕事はこなしている”ことが特徴であり、企業もそういった働き方に少なからず理解を示してはいるものの、業種や業務内容によっては反対意見もみられました。
また、「静かな退職」のきっかけを分類した結果から、仕事や環境の不一致や評価・処遇への不満、仕事環境などが要因で、不本意ながら「静かな退職」を選択している人がいることも見えてきました。不本意な静かな退職者は不満を抱えながら働いている可能性が高いため、企業は少しでも不本意な静かな退職者を生み出さないような工夫や制度改革が求められるのではないでしょうか。価値観が多様化する昨今、企業は個人の多様な価値観を受け入れ、柔軟な働き方を提供し、向き合っていくことが重要だと考えます。

マイナビキャリアリサーチラボ 研究員 朝比奈 あかり
 

「マイナビ 正社員の静かな退職に関する調査2025年(2024年実績)」
<個人向け調査>
調査期間    2024年11月15日(金)~11月18日(月)
調査方法    インターネット調査
調査対象    20~59歳の正社員の男女
有効回答数 3,000件
 

<企業向け調査>
調査期間    2025年3月3日(月)~6日(木)
調査方法    インターネット調査
調査対象    従業員数3名以上の企業に所属している全国の経営者・役員または会社員で、中途採用業務を担当している人のうち、前月採用活動を行った人、今後3カ月で採用活動を行う予定の人、直近3カ月に中途入社者がいた人
有効回答数 815件

※調査結果は、端数四捨五入の関係で合計が100%にならない場合があります
 

◆本調査の詳細は、こちらをご覧ください。

(株式会社マイナビ/4月22日発表・同社プレスリリースより転載)

この記事ジャンル 雇用管理

無料会員登録

会員登録すると、興味のあるコンテンツをお届けしやすくなります。
メールアドレスのみの登録で、15秒で完了します。

この記事をオススメ

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。
※コメント入力は任意です。

オススメ
コメント
(任意)
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

コメントを書く

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。

コメント
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

問題を報告

ご報告ありがとうございます。
『日本の人事部』事務局にて内容を確認させていただきます。

報告内容
問題点

【ご注意】
・このご報告に、事務局から個別にご返信することはありません。
・ご報告いただいた内容が、弊社以外の第三者に伝わることはありません。
・ご報告をいただいても、対応を行わない場合もございます。