副業がもたらす仕事への意識変化に関する実態調査
副業開始前と後では、仕事に対するモチベーションが1.7倍上昇
~副業は働きがいに繋がりSDGs達成にも影響を与える可能性~
転職サービス「doda」などを提供するパーソルキャリア株式会社が運営する、プロフェッショナル人材の総合活用支援サービス「HiPro(ハイプロ)」< https://hipro-job.jp/ >(編集長:鏑木 陽二朗)は、副業をしている全国の会社員(経営者・役員含む)400名を対象に、「副業がもたらす仕事への意識変化に関する実態調査」を行いましたので、その結果をお知らせします。
<調査背景>
SDGsの目標の1つに「働きがいも 経済成長も」が掲げられ、「HiPro」は“副業というはたらき方”の実現を通じて、個人が働きがいを持ち、自分らしくはたらくことができる環境づくりに取り組んでいます。現に、場所や時間などにとらわれないはたらき方が浸透しつつある今、副業を希望する個人は増加傾向にあります。しかし、副業解禁を行う企業はまだ一部に留まります。
そこで今回、副業による仕事のやりがいやモチベーションの変化と、本業への影響を紐解くことで、企業の副業解禁を促したいという想いから、副業をしている400名を対象に、「副業がもたらす仕事への意識変化に関する実態調査」を行いました。
【調査結果サマリー】
■「副業をすることで仕事のやりがいやモチベーションが上がった」と57.0%が回答。
最も多い理由は「新しい視点が生まれた・視野が広がった(51.3%)」。
■仕事に対するモチベーションについて、副業開始前「高かった」と回答した人は3割以下(29.3%)。
一方で、副業開始後は半数以上(50.7%)が「高い」と回答し、21.4ポイント上昇。
■「副業をすることが本業に良い影響を与えている」と55.1%が回答。
さらに55.5%が副業を続けた場合に「本業に対するやりがいやモチベーションが上がる」と感じていることが判明。
また転職を検討していた約3人に1人が、副業を開始して思い留まったことが明らかに。
<調査結果>
■副業をすることで仕事のやりがいやモチベーションが上がった人は57.0%。
理由として「新しい視点が生まれた・視野が広がったから(51.3%)」、「役立つスキルや生産性の向上に繋がったから(39.9%)」、「新たな成果を生みだせたから(39.5%)」が上位に。
副業をしている会社員を対象に、「副業による仕事のやりがいやモチベーションの変化」を聞いたところ、やりがい・モチベーションのいずれかが「上がった」と回答した人は半数を超える57.0%に。その理由として、「新しい視点が生まれた・視野が広がったから(51.3%)」、「役立つスキルや生産性の向上に繋がったから(39.9%)」、「新たな成果を生みだせたから(39.5%)」が上位を占める結果となりました。
■仕事に対するモチベーションについて副業開始前「高かった」と回答した人は3割以下(29.3%)。
一方で、副業開始後は半数以上(50.7%)が「高い」と回答し、21.4ポイント上昇。
副業が与える影響をさらに紐解くため、「仕事に対するモチベーション」について10段階評価を用いて聞いたところ、副業をする前に「高かった」と回答した人※は29.3%、副業開始後には50.7%が「高い」と回答し、21.4ポイント上昇。副業によって、仕事のモチベーションも上がることが伺える結果となりました。
※6~10を選択した人の合計を「高かった」「高い」として算出
■55.1%が、「副業をすることが本業に良い影響を与えている」と回答。さらに、55.5%が副業を続けた場合に「本業に対するやりがいやモチベーションは上がる」と感じていることが判明。
また、転職を検討していた約3人に1人が、副業を開始して転職を思い留まったことが明らかに。
「副業による本業への影響」を聞いたところ、55.1%が「良い影響を与えている」と回答。さらに、「副業を続けた場合の本業に対するやりがいやモチベーションの変化」を聞いたところ、55.5%が、やりがい・モチベーションのいずれかが「上がると思う」と回答しました。
また、副業する前に転職を希望していた人を対象に、「副業をすることでの転職に対する考え方の変化」を聞いたところ、32.5%が「転職を考えていたが、副業を開始して転職を考えるのをやめた」と回答。本業への取り組み方や考え方が、副業によって変化している結果といえます。
■調査概要
集計対象数:全国の20代~50代の会社員(経営者・役員含む)400名
調査手法:インターネット調査
調査期間:2023年9月6日~9月8日
調査機関:シグナルリサーチ
◆本調査の詳細は、こちらをご覧ください。
(パーソルキャリア株式会社 / 9月28日発表・同社プレスリリースより転載)