「シン・人事の大研究」調査レポート【第2回】
人事の仕事に就くまでにどんなキャリアを歩んできたのか?
人事パーソンは何を学び、どんなキャリアを描いているのか。自身をどう評価し、どのように変わろうとしているのか――。立教大学 田中聡氏・中原淳氏と『日本の人事部』編集部による「シン・人事の大研究」の調査結果を基に、人事パーソンの実態を明らかにしていきます。
人事の仕事に就くまでにどんなキャリアを歩んできたのか?
人事の仕事に就く前のキャリアを聞いたところ、事業部門未経験層の新卒人事は全体の14.3%。社内で事業部門を経験した後、人事部に配属された人は42.6%でした。
では、現場から異動して人事になる人は「本人希望(自ら志望して、人事部門に異動した)」と「会社意向(会社の意向で、人事部門に異動した)」のどちらが多いのでしょうか。結果は、39.7%が「本人希望」、60.3%が「会社意向」でした。
「会社意向」で異動した人に、「人事部門に着任する前、人事の仕事に対してどのようなイメージを持っていたか」を聞いたところ、結果は「ポジティブ」が64.7%、「ネガティブ」が21.0%という結果になりました。
第3回のレポートでは「人事パーソンは仕事の大変さとやりがいをどう捉えているのか」を報告します。お楽しみに!
実施時期 | 2022年2月1日(火)~ 2月28日(月) |
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調査対象 | 企業で人事関連の仕事(人事、人材開発、組織開発など)に従事している方 ※「人事関連の仕事」とは、ご自身が所属する組織の「人と組織にまつわる業務全般」を指します。所属部署が本社人事部であるか事業部であるかは問いません。採用支援や人事コンサルティングなど、人事担当者に対してサービスを提供する企業に従事されている方は該当しません。 |
調査方法 | Webでのアンケート |
回答者数 | 1,514名 |
全国の人事パーソンを対象に行った大規模調査の結果から、人事パーソンの実状を明らかにしていきます。