【新卒・パート・バイト】求職方法と求人方法で利用媒体は違う?
アイデム人と仕事研究所 研究員 関 夏海
学生が就職活動で使った媒体は?
2017年卒の学生はどんな媒体を使って就職活動をしていたのでしょうか。「就職活動に関する学生調査(2016年3月1日状況)」では、志望業界や企業を選定するために利用したもしくは使用と思っている情報媒体を聞いています(図2、複数回答)。
最も多かったのは「企業のホームページ」で53.6%、次いで「就活ナビサイト」が47.6%、「インターンシップ」が45.7%となりました。「ハローワーク」は7.1%と1割に満たない結果となり、アンケートに回答したほとんどの学生は、ハローワークを企業選定に利用しようとは思っていなかったようです。
新卒採用については、学生側も企業側も、「就活ナビサイト」「企業のホームページ」を利用して活動を進めている割合が高いことがわかりました。その一方で、「ハローワーク」は企業側の利用はあるものの、学生側はあまり利用しようとは思わない傾向にあることがわかりました。
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