人事白書調査レポート2022 働き方
リモートワークで、マネジメント負担が「増加した」と感じる企業が半数近く
リモートワークで、マネジメント業務の負担が「増加した」と感じる企業が半数近く
オフィス出社のみの働き方と比較したとき、リモートワークでのマネジメント業務の負担はどの程度かを聞きました。最も回答が多かったのは「負担が少し増加したと思う」で、38.1%。以下、「変わらないと思う」(23.2%)、「負担が少し軽減されたと思う」(16.7%)、「負担が大きく増加したと思う」(9.5%)と続きます。
増加傾向の回答を合算すると47.6%、軽減傾向は25.3%であり、負担が増加したと感じている企業が22.3ポイント多くなっています。
マネジャーから寄せられる課題は「コミュニケーション量の減少」「チームの一体感」
新型コロナウイルス感染症の流行以前と比較し、マネジャーからチームや部下についてどのような課題が寄せられているかも聞きました。多いものから「コミュニケーションの量が減っている」(63.9%)、「チームの一体感を醸成するのが難しい」(55.8%)、「悩みや課題を把握するのが難しい」(49.9%)という結果となりました。
『人事白書2022』の本誌では、マネジメント課題への対応策などに関する調査結果も掲載しています。
実施時期 | 2022年3月7日~3月31日 |
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調査対象 | 『日本の人事部』正会員 |
調査方法 | Webサイト『日本の人事部』にて回答受付 |
回答数 | 5,200社、5,441人(のべ) |
質問数 | 153問 |
質問項目 | 1.戦略人事/2.採用/3.育成/4.制度・評価・賃金/5.ダイバーシティ&インクルージョン/6.働き方/7.組織開発/8.注目の人事課題(ウェルビーイング、パーパス、職場の関係性) |
出典:『日本の人事部 人事白書 2022』
全国の人事の実態・課題を明らかにし、解決の糸口を探る『日本の人事部 人事白書』から、調査レポートを公開。貴社の課題解決にご活用ください。