日本を代表するCHROが、未来のCHROを養成
第2期 日本の人事部「CHRO養成塾」開催報告

人材採用・育成・組織開発のナレッジコミュニティ『日本の人事部』は、2025年4月から10月にかけて、次代のCHRO(Chief Human Resource Officer)を養成する「CHRO養成塾」を開催。第2期となる今回も20名が受講し、全塾生がすべてのカリキュラムを修了しました。
「CHRO養成塾」とは
経営幹部として経営に携わり、人事関連業務を統括するCHRO。変化の激しい現代、企業経営を推進していく存在として、その活躍を期待する声が高まっています。そこで『日本の人事部』が持つ日本最大の人事ネットワークの中から、CHROを厳選。「日本を代表するCHROが未来のCHROを養成する」をコンセプトに、実践的な学びを提供するカリキュラムを作りあげました。
「CHRO養成塾」委員会
委員長に気鋭の経営学者・入山章栄氏を迎え、日本を代表するCHROが「実践的」な講義を行いました。
〈委員長〉
- 入山 章栄氏
- 早稲田大学大学院 早稲田大学ビジネススクール 教授
〈委員〉
- 木下 達夫氏
- パナソニック ホールディングス株式会社 執行役員 グループCHRO
- 東 由紀氏
- コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社 執行役員 CHRO 兼 人事・総務本部長
- 平松 浩樹氏
- 富士通株式会社 取締役執行役員専務 CHRO
- 西田 政之氏
- YKK AP株式会社 専務執行役員CHRO
- 有賀 誠氏
- 株式会社Hajimari執行役員 人事統括(HRC)
※所属企業、役職はすべて開催時のものです。
講義の様子
今回も多数のエントリーをいただきましたが、厳選な選考により20名の塾生が入塾。書類選考を勝ち抜いた精鋭を対象に、毎回ハイレベルな講義が行われました。
第1回~第5回の講義では、講師が自身の経験も踏まえてCHROとしての心構えや姿勢などについて語った上で、質疑応答を実施。後半では独自のフレームワークを用いた実践的なワーク、ディスカッションを実施しました。塾生は半年間をかけて自社の人事の課題や方向性を検証し、実際の人事戦略を描いていきました。
第1回(2025年4月17日)
特別講義
これからのCHROに求められるものは何か
入山 章栄氏(早稲田大学大学院 早稲田大学ビジネススクール 教授)
「CHRO養成塾」の幕開けとして、委員長である入山氏による講義を実施。入山氏による熱いメッセージを受け、塾生たちはこれから半年間の学びに向けて意欲を高めた様子でした。

講義/ワーク/ディスカッション
人事戦略策定のStep0:フレームワーク
CHROとして描くべき戦略ストーリーの流れを理解する
有賀 誠氏(株式会社Hajimari執行役員 人事統括(HRC))
※有賀氏は第2回~第5回の講義/ワーク/ディスカッションをすべて担当しました
これからどのようにして自社の人事戦略を描いていくのか、また、そのために活用するフレームワークとは何なのかを有賀氏が説明し、グループディスカッションを開催。第2回に向けて、早速課題も出されました。塾生は毎回、課題を与えられ、自身の考えをまとめた資料を作成した上で講義に参加することが求められます。

第2回(2025年5月30日)
特別講義
木下 達夫氏 (パナソニック ホールディングス株式会社 執行役員 グループCHRO)
現役のCHROによる特別講義の第一弾は、「HRアワード2024」企業人事部門 最優秀個人賞を受賞した、木下氏。いま最も注目を集めているCHROの熱い言葉の数々に、塾生は熱心に耳を傾けていました。

講義/ワーク/ディスカッション
人事戦略策定のStep1:外部環境分析
ビジネスの現状と展望を踏まえ、人と組織に関するテーマを抽出する
塾生それぞれが自社におけるビジネスの現状と展望を踏まえて、人と組織に関するテーマを抽出。事前に提出した資料を基に、議論を深めました。この時点では自社の外部環境を徹底的に分析しました。
第3回(2025年6月20日)
特別講義
東 由紀氏 (コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社 執行役員 CHRO 兼 人事・総務本部長)
第3回は、東氏が登壇。これまでのキャリアやCHROとして大切なことなどについてお話しいただきました。東氏の明るいお人柄に引き付けられた塾生も多かったようです。

講義/ワーク/ディスカッション
人事戦略策定のStep2:内部環境分析
自社の強みと課題を考え、あえてホラー・シナリオを描いてみる
第3回の課題は「自社のホラーシナリオを描いてみる」。自社の最悪の状態を考えて言語化する、というものです。塾生が提出した資料からは、課題の深掘りの仕方の程度に差が生じていたため、多くの塾生が再度この課題を考えることになりました。このことをきっかけとして、塾生はさらに熱心に課題へ取り組むようになったように感じられます。

第4回(2025年7月18日)
特別講義
平松 浩樹氏 (富士通株式会社 取締役執行役員専務 CHRO)
平松氏に、長年にわたる富士通での人事の取り組みや人事観についてお話しいただきました。大手企業でずっと人事を担当してきた平松氏の言葉に、塾生は大いに刺激を受けたようです。塾生同士の意見交換も活発で、非常に熱い学びの場となりました。

講義/ワーク/ディスカッション
人事戦略策定のStep3:ビジョン設定
目指すもの/あるべき姿を定義する
前回深掘りできなかったと指摘があった「ホラーシナリオ」についてあらためて考えた上で、自社が目指すもの、あるべき姿を考えました。前回の課題を再考したことにより、自社の目指すものがより鮮明になった様子でした。
第5回(2025年8月22日)
特別講義
西田 政之氏 (YKK AP株式会社 専務執行役員CHRO)
講師による講義の最終回は、西田氏が登壇。西田氏が語る「人事哲学」に、新たな気づきを得た塾生は多く、次回の最終プレゼンテーションに向けて、大いに奮起することができたようです。

講義/ワーク/ディスカッション
人事戦略策定のStep4:アクションプラン
施策をリストアップし、優先順やリソースについて検討する
次回のプレゼンテーションに向けて、最後のグループディスカッションが行われました。具体的な施策をリストアップし、優先順やリソースを検討するという最終段階に突入です。塾生それぞれが最後の課題に向き合っている姿が印象的でした。

第6回(2025年9月19日)
塾生による最終プレゼンテーション
第6回(最終回)では、塾生20名が「自社の人事戦略」についてプレゼンテーションを実施。自身が描く人事戦略を発表しました。「半年間かけて考えた自社の人事戦略を発表する」という、既存の人事向け講座にはない実践的なテーマ設定だったこともあり、その内容はリアルで聞き応えのあるものでした。いずれのプレゼンテーションも大変素晴らしく、半年間におよぶ学びの成果がうかがえました。講師よる講評も行われ、塾生20名は全カリキュラムを修了しました。


第7回(2025年10月24日)
修了式
塾生20名全員がすべてのカリキュラムを修了し、修了式を開催。委員長の入山章栄氏から塾生に修了証が授与されました。第2期の20名の塾生の皆さん、修了おめでとうございます。「CHRO養成塾」で学んだ仲間として、これからも学びの交流が続くことを期待しています。




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