人材採用“ウラ”“オモテ” 企業・求職者・人材紹介会社の「転職」三角関係 ~「電話での転職相談」増加中~ 求職者の職務経歴や、転職にあたっての希望などを聞く「転職相談」は、人材紹介会社と転職希望者が接点を持つ機会であり、転職を成功させるために欠かせない意思共有の場。ところが、その転職相談に、少しずつ変化が見えはじめている。「できれば電話などで済ませてほし...
森下仁丹株式会社: オッサンも変わる。ニッポンも変わる。 第二の人生を賭けたチャレンジ求む 森下仁丹の「第四新卒採用」とは 2017年3月1日、一般新卒採用の解禁日に合わせて掲載されたある求人広告が、大きな注目を集めました。「オッサンも変わる。ニッポンも変わる。」というインパクトあるキャッチフレーズで、「第四新卒採用」と題したその広告を打ち出したのは、120年以上の歴史を...
相談相手としての人材紹介会社 企業の求人を紹介するだけでなく、時には求職者の相談相手となる、人材紹介会社のコンサルタント。家族や友人にも相談しづらい転職の悩みを打ち明けられる、「ほど良い距離感の相談相手」であることが、求職者が訪れる大きな理由なのかもしれない。
サイボウズ株式会社: 「100人いれば、100通りの働き方」を実現 サイボウズでの仕事を複(副)業とする人材を募集する「複業採用」とは 価値観が多様化し、これまで誰もが当たり前だと捉えられていたことにも疑問が呈される時代になりました。「特定の会社に100%コミットして働く必要があるだろうか」という投げかけもその一つ。企業向けグループウエアの開発・販売・運用などの事業を手掛けるサイボウ...
「働き方改革」の弊害か……見失いたくない転職の目的 働き方改革の重要性が叫ばれる中で、転職の際に「ワークライフバランス」を重視する人が増えている。一年前に人材紹介会社を訪れたAさんもその一人だった。しかし、ワークライフバランスを気にしすぎるがあまり、Aさんは転職活動をはじめた本当の理由を見失ってしまっ...
人材紹介会社のフォロー範囲 人生の大きな決断である転職。転職先で企業文化の違いに驚いた、場合によってはカルチャーショックさえ受けた、という話は珍しくない。早期退職を防ぐため、入社後も転職者をフォローする人材紹介会社は多いが、人事は採用した社員に人材紹介会社とつながりを持ってほし...
政治経験者の再就職 多くの候補者がしのぎを削る選挙だが、もちろん当選するのはそのうちの一部。落選した場合は、新しい仕事を探すことになる。しかし、一般企業への転職活動の際には、政治活動期間がキャリアの「ブランク」だと考えられてしまうこともあって――。
健康経営と人材紹介 従業員の健康を大切にすることで会社の収益性を高める、「健康経営」が注目を集めている。企業は既存の社員だけでなく、新たに採用する社員の健康にも気を配るようになりつつある。人材紹介会社でも、そんな企業の期待を感じていて……。
渡部 昭彦さん(ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス株式会社 代表取締役社長): 少子化、産業構造の変化――「人の価値」がより高くなる時代 人材サービスこそが高付加価値を生むビジネスになる ミドルマネジメント層の人材紹介を広く行う「A・ヒューマン」、大手企業の社長・役員クラスのヘッドハンティングをリテーナー(専属契約)方式で手がける「AIMSインターナショナルジャパン」、グローバル企業の人材ニーズに特化した「オプティア・パートナーズ」、...
ミドル層採用時の情報収集・経歴詐称・ミスマッチ等への対応 人材不足で売り手市場の現在、転職市場では、豊富なキャリアやビジネススキルを持つミドル層の転職者割合も上昇しています。そんなミドル層の中途採用をめぐるトラブルを踏まえ、採用時から退職までの実務上の留意点と対策を詳しく解説します。
地方移住と転職 夏休みなどの長期休暇が終わると、転職希望者が増える。人材業界では、昔からそう言われてきた。長い休みの間に、旅先や帰省先で自分を見つめなおす時間を持ったり、家族や友人たちと相談したりする機会が増えるからだ。昨今注目されている「地方移住」を考える人にとっ...
浦上壮平さん(株式会社エスプール 代表取締役会長兼社長): 課題解決型の人材派遣とシェアリング型のアウトソーシングサービスで急成長 近年は障がい者雇用支援など、社会課題を解決するソーシャルビジネスを展開 企業の課題解決に主眼をおいたグループ型の人材派遣サービスと、シェアリング型のアウトソーシングサービスを主力事業として展開するエスプール。1999年の創業当時は、社会問題となっていた大卒フリーターを支援するため、彼らにトレーニングを施した上で、チームで...
人事マネジメント「解体新書」第108回 新しい採用スタイル「再入社制度」による効果とは(後編) ~元社員が社外で得た知見を活用することで、人と組織の多様性を実現する~ 「前編」でも見たように、一口に「再入社制度」といっても、そのネーミングはさまざま。「即戦力化」という点で共通してはいるものの、経営戦略や、何よりも人材戦略から導き出された、それぞれの目的は異なる。「後編」では、「再入社制度」を古くから導入している企業...
多様化する採用ルート 売り手市場が続き、人手不足に苦しむ企業が増えている。何とか打開策を見出そうと、多くの企業が「ダイレクトリクルーティング」や「リファラルリクルーティング」に取り組み始めている。こうした新たな手法と、人材紹介を併用する企業も増えていて――。
人事マネジメント「解体新書」第107回 新しい採用スタイル「再入社制度」による効果とは(前編) ~元社員が社外で得た知見を活用することで、人と組織の多様性を実現する~ 有効求人倍率がバブル期水準に達し、人材不足が深刻化している。中途採用を行っても、なかなか思うような人材を採用できない企業は多い。このような状況下、一度退職した後に復職する「再入社(出戻り)社員」が注目を集めている。これまでは会社を辞め、他社に就職した...
採用成果を上げている企業は「勝つためのプランニングができている」「社内の協力体制は十分である」「PDCAサイクルは十分に機能している」割合が高い 「自社の採用チームは、採用において十分な成果を上げている」という項目に対して「当てはまる」企業は11.2%、「どちらかというと当てはまる」企業は49.4%。このような「成果を上げている」企業は、「採用市場において勝つためのプランニングができている」「...
転職活動と電話 ビジネスにおいての連絡手段といえば「電話」であった時代は過去のものとなり、現在の主役は「電子メール」。近年では「いきなり電話するのは失礼だ」と考える人も少なくない。人材紹介においてこの状況は、色々と困ったことを引き起こしている――。
40~50代の転職も増加中 長い間、「転職するなら35歳まで」と言われてきたが、この数年で「40代、50代でも経験重視で採用したい」というケースが徐々に増えてきている。人材紹介会社としてはありがたい傾向だが、ベテランには若手や中堅とはまた違う配慮も必要で――。
若手採用のパラドックス せっかく採用した新入社員がすぐに辞めてしまう、という悩みを抱える企業は少なくない。そのため“すぐにやめない人材”であることも選考のポイントとなる。人材紹介会社で扱う「第二新卒」に対しても、その点を重視する企業は多いのだが――。