【新卒・パート・バイト】求職方法と求人方法で利用媒体は違う?
アイデム人と仕事研究所 研究員 関 夏海
パート・アルバイト募集で利用されている媒体は?
では、新卒採用以外では、また違った傾向があるのでしょうか。
「平成28年版パートタイマー白書」では、企業に「パート・アルバイトの募集に利用する情報媒体・募集方法」を聞いています(図3、複数回答)。調査対象企業は、従業員100人以上で正社員を30人以上(うち女性社員6人以上)雇用し、直近5年以内に妊娠した女性正社員がいる企業です。
最も多かったのは「職業安定所(ハローワーク)」の67.7%で、約7割の企業が利用していると回答しています。次いで「自社のホームページ」の52.6%、「インターネット求人サイト」の44.0%となりました。
この調査では、個人に向けて「パート・アルバイトでの仕事探しの際に利用する情報媒体や方法」も聞いています(複数回答)。調査対象者は、20歳から49歳までの女性で、調査時に正社員・パート・アルバイトのいずれかで就業していた人です。
最も多かったのは「インターネットの求人サイト」の48.3%、次いで「求人情報誌(フリーペーパー等)」の39.3%、「職業安定所(ハローワーク)」の30.3%となりました。
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