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ニュース
人事サービス 雇用・採用
掲載日:2011/08/31

グローバル人材紹介社ロバート・ウォルターズが市場調査を発表
~東京と大阪の報酬格差がなくなった?大阪での就業に関心が高まる~

専門分野に特化したグローバルスペシャリスト人材紹介会社、ロバート・ウォルターズ株式会社(本社:英国ロンドン、日本オフィス:東京都渋谷区、代表取締役社長:デイビッド・スワン)が発表した2011年上半期のマーケットアップデート(最新市場動向)によれば、大阪および近畿地方において就業の安定性とキャリアアップのチャンスが広がっており、これに関心を寄せる東京で働くスペシャリスト達が増加していることが分かりました。

3月に発生した東北地方太平洋沖地震を発端に、一時的に近畿方面に移転した多数の企業の間で、近畿でのビジネスとインフラに対する需要が高まりました。事業運営への影響がわずかだったことから、もともと堅調だった近畿に拠点を置く製薬企業は2011年上半期を通して積極的に採用を続けました。とりわけジェネリック医薬品企業では、現在政府が実施しているジェネリック医薬品の優遇措置を受け、増員を見ることができました。安定雇用とキャリアアップを望む専門職が増加する中、東京で働くスペシャリストにとって東京と大阪との報酬格差は重要性を失いつつあり、この動向は近畿地方でのキャリアを考えるきっかけとなっています。


【 2011年上半期 主な調査結果 】
◆ 3月後半から4月にかけて一部企業が大阪、広島、福岡の支社や仮設事務所に一時的に業務を移管
◆ 中国や韓国をはじめとする価格競争力の高い市場に外注するという生産機能のトレンドには変化は見られず
◆ 2011年下半期については、バイリンガル営業要員の採用が強化される見込み

ロバート・ウォルターズの大阪オフィスマネジャー、ナサニエル ペンバートンは次のように述べています。
「関西に一時的に拠点を移した企業の今後を判断するには時期尚早ですが、業務の全面的なまたは一部の長期的な移転が決定的になれば、東京を拠点とするスペシャリストを呼び寄せ、かつ地元を拠点に活躍する優良人材を手放さないよう、昇給が行われる可能性もあります。また、首都圏に集中している負荷を地方に分散させることを企業が検討し始めており、関西に投資が呼び込まれることで安定したキャリアの創出にもつながっています。」

さらに詳細は、以下をご参照ください。
2011年上半期 大阪雇用市場動向(PDF)
 

◆ ロバート・ウォルターズについて
ロバート・ウォルターズ株式会社は、1985年、英国ロンドンにて設立され、世界21カ国の主要都市に44の事業所を有するグローバル人材紹介会社です。
2000年に設立された日本オフィスでは、全ての業界を対象に、専門分野に特化した人材紹介および人材派遣サービスを提供しています。当社は、日系中小企業から大手企業、世界有数のグローバル企業に至るまで、幅広い層のクライアント企業と取引があります。
人材紹介の業種と職種は多岐に渡り、銀行・証券、投資、不動産・保険、経理・財務、IT、法務・コンプライアンス、営業・マーケティング、人事、秘書・サポート業務、物流・購買・サプライチェーン、リテール、サービス業、医療・医薬・バイオ分野を専門としています。

◆ 本リリースの詳細はこちらをご覧下さい。

ロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社 http://www.robertwalters.co.jp /8月31日発表・同社プレスリリースより転載

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