企業におけるプロセス管理(進捗管理)の実態調査
500名への調査が示す、事業成長する企業に共通する「進捗管理」4つのポイントとは?
人事評価制度を基軸とした、本質的な組織開発を支援するOGSコンサルティング株式会社は、「企業における「プロセス管理(進捗管理)の実態」を調査いたしました。本調査の内容を分析した結果、実際に事業成長している企業の共通点が明らかになりました。
【調査結果サマリー】
企業におけるプロセス管理(進捗管理)の実態について、「従業員規模別」「売上規模別」「事業成長の有無」という3つの観点より調査を実施いたしました。
結果として、事業成長している企業は下記の特徴があることが判明しました。
・75%以上が「目標管理制度」を導入している。
・87%以上が「進捗管理」を実施している。
・MBOの導入割合がOKRより4倍高い。
・46%が週1回以上の進捗管理を実施している。
■目標管理制度:導入〜運用の実態
従業員規模と目標管理制度の導入・運用には正の相関関係が見られ、実際に事業成長している企業では75%以上が「目標管理制度」を導入していることが判明しました。
■目標管理手法:種類の実態
従業員規模や売上規模が大きく、事業成長している企業では、OKRに比べてMBOの導入割合が高い(2倍~4倍)ことが判明しました。
■進捗管理:実施有無の実態
従業員別や売上規模別では進捗管理の実施と相関関係は見られませんが、事業成長の有無においては正の相関関係が見られ、成長企業の 87%以上が「進捗管理」を実施していることが判明しました。
■進捗管理:実施頻度の理想
事業成長を実現している企業の理想的な進捗管理の頻度としては月1回または週1回という回答が5割超となり、さらに、これらの企業の中で週1回以上の進捗管理を実施している企業が事業成長していることが明らかになりました。
一方、事業成長を実現できていない企業は、そもそも進捗管理の必要性を認識していない割合が成長企業と比べ高く、かつ、週1回での進捗管理の必要性も感じていないため、実際の実施頻度も少ないことが判明しました。
調査の概要
調査主体: OGSコンサルティング株式会社
調査期間: 2025年6月
調査方法: インターネット調査
調査対象: 日本全国の経営者・部長・課長(n=500)
◆本調査の詳細は、こちらをご覧ください。
(OGSコンサルティング株式会社 /2025年9月9日発表・同社プレスリリースより転載)
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