HRテクノロジーの活用で実現 効果的・効率的な採用活動
HRテクノロジーを採用に生かす企業が増えている。日本の人事部『人事白書2019』で、HRテクノロジーを採用で活用しているかどうかを聞いたところ、「活用している・成果あり」(23.2%)、「活用している・成果なし」(9.1%)を合わせて32.3%と、2018年(15.1%)から約2倍に増加した。
サッポロビールは、エントリーシートの合否判断にAIを導入。AIが不合格と判定したエントリーシートのみ人事が合否を判断することで、作業時間の減少を実現している。また、全日本空輸はAIで候補者の性格診断を実施。これまでは見落としがちだった、自社と親和性の高い人材を拾い上げている。(日本経済新聞より)
ひと口にHRテクノロジーといっても、サービスの種類は多岐にわたる。人事は他社の事例を参考にしながら、自社の採用活動のどういった点を改善すべきなのか、人材を採用することで何を達成したいのかを明確にし、より効果が得られるように導入することが求められている。
(『日本の人事部』編集部)