はじめての人事評価。部下を評価する前に知っておくべきポイント―職場のモヤモヤ解決図鑑【第25回】 人事評価を行う際は、公平性と客観性、透明性、納得性が重要です。初めて部下やチームメンバーの評価を行う人向けに、一般的に用いられる評価基準と、評価者が陥りやすいバイアスについて解説します。
メルカリCHRO 木下達夫さんに聞く:多様な人材が大胆にチャレンジすることを支援するメルカリの新・人事評価制度とは 時代の一歩先をいく人事制度や人材育成、福利厚生プログラムを次々と企画するなど、その組織づくりが注目を集めている、株式会社メルカリ。2021年1月には、それまでの人事評価制度を大幅に刷新した新制度を導入しました。重視したのは、メルカリのカルチャーであり...
テレワーク下での評価へ、管理職教育や評価基準が課題に テレワークを実施している企業に、今後テレワークが永続的に実施された場合、従業員の「評価」の制度や運用をどのように変更する必要があると思うかを聞きました。「管理職のマネジメント力向上」や「評価制度変更」をあげる企業が多く見られました。(全国の人事実態調...
江夏幾多郎さんに聞く:上司と部下と組織をつなぐリモート時代の人事評価 人事評価と聞くだけで、憂鬱な気分になる人は少なくありません。その要因のひとつに、評価の納得感を得られにくい点が挙げられます。加えて昨年からリモートワークが一気に普及し、評価の不透明性が懸念されています。オフィスワークに比べて部下の様子を捉えにくい状況...
目指しているのは「ジョブ型雇用」ではなく「ロール型雇用」ではないか? このところ、ジョブ型雇用への関心が急速に高まっている。現在、ジョブ型雇用を標榜している企業は、国を越えて人材の獲得・活用を一元化したいグローバル企業や、熾烈な人材争奪戦の渦中にあるテクノロジー企業が主だ。しかし、新型コロナウイルスの流行以降、テレワー...
ワークスタイル変革に向けた「ジョブ型」人事制度導入の視点と実践的工夫 With&Postコロナの人事制度 新型コロナウイルスの流行を契機に、企業活動の構造改革が求められている状況は周知の通りである。本レポートでは昨今注目度が高まっているジョブ型雇用の中心施策となる職務型人事制度に焦点を当てて解説する。
人事評価が業績向上につながっているのは半分以下。業績向上と相関するのは「評価結果をオープンにする」「低評価者へのフォロー」など【人事白書】 『日本の人事部 人事白書2020』から、評価・賃金の調査結果の一部をご紹介します。
成果主義とは――年功序列や能力主義との違い、メリット・デメリットや事例の解説 「成果主義」は、仕事の成果を評価基準として昇進や昇給を決める人事評価制度の方針です。もともと欧米に広く普及していた考え方で、日本ではバブル経済崩壊後の1990年代後半以降に普及しました。かつての「年功序列」から脱却し、「成果主義」へシフトすることが、...
「部下が上司を評価する仕組みがある」企業は14.4%、「評価が会社の業績向上につながっている」企業は35.5%|人事白書調査レポート 「最終的な評価結果が、被評価者にフィードバックされる」に「当てはまる」「どちらかといえば当てはまる」と答えた人は、71.3%。また、評価対象、評価項目、評価基準が社内で公開されている」は69.9%だった。一方、評価結果への納得や配置転換への活用、業績...
韮原 光雄さん(HRDグループ 代表)インタビュー 社内にいる人材の把握は、タレントマネジメントの第一歩です。とはいえ、個々の特性やスキルを明らかにするプロセスは、簡単なことではありません。人材の登用やチームビルディングに生かすには、共通の尺度でタレントを測る必要があるからです。そこで役に立つのが、ア...
リアルタイムフィードバックとは ~メリットややり方、なぜ今求められるのかを解説 近年、同僚や部下の働きぶりに対して高頻度でフィードバックを行い、評価する「リアルタイムフィードバック」が注目されています。時間を空けずにその都度振り返りを行うことで、互いに振り返りや改善点をズレがない形で認識し合えるようになり、フィードバックの効果が...
MBO(目標管理制度)とは――OKRとの違い、効果的に運用するためのポイントを解説 「目標管理制度」とも言われます。従業員自らが設定した目標を適切に管理し、マネジメントする手法です。英語表記は『Management By Objectives and Self Control』であり、目標と自己統制によるマネジメントを意味します。オ...
パフォーマンス・マネジメントとは――意味と定義、実例と効果を高める工夫は 「パフォーマンス・マネジメント(Performance Management)」とは、従業員のパフォーマンス(行動のレベル・成果)を高めるため、一人ひとりの持つ能力やスキル、モチベーションを引き出すと同時に、上司が効果的なフィードバックを行い、目標達...
360度評価とは?導入にあたってのポイントやメリット・デメリット 360度評価とは、上司、部下、同僚、他部署など、対象者を取り囲むさまざまな立場の人間が、対象者を多面的に評価する手法です。組織の上位にあたる社員が下位の社員を評価する「垂直的評価」に対し、より客観的で精度の高い評価結果を得ることができます。
中心化傾向 「中心化傾向」とは心理的偏向の一つであり、人事評価などにおいて評価結果が中央値に集中してしまう状況を言います。原因としては、「評価基準があいまい」「評価者が事なかれ主義である」「部下の業務内容やパフォーマンスをきちんと理解していない」などが挙げられま...
なぜヤマシンフィルタは“急成長”を遂げたのか 組織変革を実現する「評価制度」と「タレントマネジメント」 成長過程にある企業では、現状に合う組織づくりや人の育成が後追いになってしまうことも少なくありません。必要な人材は外部からも採用し、社内の人材を含めて個々の資質を見極めて配置、育成を行いながら、できる限り早く企業の成長に寄与する組織をつくることが求めら...
OKRとは――意味、MBOやKPIとの違い、具体的な運用例をわかりやすく解説 「OKR(Objective and Key Results)」は、直訳すれば「目標と主な結果」という意味のビジネス用語です。目標と達成度を測る指標をリンクさせ、企業やチーム、個人が向かうべき方向とやるべきことを明確にする目標管理手法として知られてい...
ラチェット効果とは――意味、高すぎる数値目標が及ぼす弊害は? 「ラチェット効果」とは、行動経済学で景気が後退しても消費性向が上昇するなど、個人の所得水準が低下しても消費支出は一定の歯止めがかかり、それと同程度には低下しない現象を言います。「ラチェット(ratchet)」は「歯止め」を意味し、例えば工具のラチェッ...
パフォーマンス・デベロップメント 「パフォーマンス・デベロップメント」とは、上司が部下の成長を支援して業績を最大化するという考えから生まれた、評価・マネジメント手法です。これまで企業で広く行われてきた、上司が部下の業績を管理し評価する「パフォーマンス・マネジメント」に対し、半年や1年...
ノーレイティングとは――意味や事例を解説 「ノーレイティング」(No Rating)とは、年度単位の業績に応じて社員をA、B、Cなどとランク付けする年次評価(レイティング)を廃止すること。また、そのような人事評価の新しい動きを意味する言葉です。年次評価は従来の目標管理・評価制度の根幹を成すも...