人事白書調査レポート2023 注目の人事課題
「Employee Experience」(従業員体験)に関する施策を行っている企業は約1割
「Employee Experienceという考え方自体を知らなかった」人は約3割
「Employee Experience」に関する施策を行っている企業は11.6%
「Employee Experience」(従業員体験)とは、従業員が企業や組織の中で行われる活動や人事施策などにより体験する経験価値を意味します。
「Employee Experience」に関する施策を行っているかどうかを聞いたところ、「行っている」は11.6%で、「今後行う予定である」が17.0%でした。一方、「行っておらず今後も行う予定はない」は18.8%、「わからない」は21.5%となっています。また、「『Employee Experience』という考え方自体を知らなかった」が31.1%見られました。
従業員1~100人の企業では「『Employee Experience』という考え方自体を知らなかった」が42.6%
従業員規模別に見ると、5001人以上の企業では、「行っている」「今後行う予定である」(共に21.7%)が高くなっている点が目立ちます。一方、1~100人の企業では「『Employee Experience』という考え方自体を知らなかった」が42.6%と高くなっています。
実施時期 | 2023年3月6日~3月31日 |
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調査対象 | 『日本の人事部』正会員 |
調査方法 | Webサイト『日本の人事部』にて回答受付 |
回答数 | 6,504社、6,797人(のべ) |
質問数 | 168問 |
質問項目 | 1.戦略人事/2.採用/3.育成/4.制度・評価・賃金/5.ダイバーシティ&インクルージョン/6.働きやすさ・働きがい/7.組織開発/8.注目の人事課題(人的資本の情報開示、ウェルビーイング、Employee Experience、兼業・副業) |
出典:『日本の人事部 人事白書2023』
全国の人事の実態・課題を明らかにし、解決の糸口を探る『日本の人事部 人事白書』から、調査レポートを公開。貴社の課題解決にご活用ください。