人事白書調査レポート2023 注目の人事課題
従業員のウェルビーイング向上のための施策を行っている企業は約3割
5001人以上の企業では約4割
従業員のウェルビーイング向上のための施策を行っている企業は29.4%
「ウェルビーイング」(well-being)とは、心身ともに良好な状態にあることを意味する概念で「幸福」とも翻訳されます。従業員のウェルビーイング向上のために施策を行っているかどうかを聞いたところ、「行っている」は29.4%で、「今後行う予定である」は28.2%でした。一方、「行っておらず今後も行う予定はない」は21.5%、「わからない」が20.9%という結果です。『人事白書2022』の結果と比較すると、「行っている」が25.8%から29.4%と、3.6ポイント増えています。
従業員5001人以上の企業では、「行っている」「今後行う予定である」が共に40.0%
従業員規模別に見ると、5001人以上の企業では、「行っている」「今後行う予定である」(共に40.0%)が高くなっている点が目に付きます。
『人事白書2023』の本誌では、「Employee Experience」に関する調査結果も掲載しています。
人事白書2024――課題解決の糸口が見える人事実態調査 | 『日本の人事部』
実施時期 | 2023年3月6日~3月31日 |
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調査対象 | 『日本の人事部』正会員 |
調査方法 | Webサイト『日本の人事部』にて回答受付 |
回答数 | 6,504社、6,797人(のべ) |
質問数 | 168問 |
質問項目 | 1.戦略人事/2.採用/3.育成/4.制度・評価・賃金/5.ダイバーシティ&インクルージョン/6.働きやすさ・働きがい/7.組織開発/8.注目の人事課題(人的資本の情報開示、ウェルビーイング、Employee Experience、兼業・副業) |
出典:『日本の人事部 人事白書2023』
全国の人事の実態・課題を明らかにし、解決の糸口を探る『日本の人事部 人事白書』から、調査レポートを公開。貴社の課題解決にご活用ください。