人事白書調査レポート2022 組織開発
組織開発のために行われている施策のトップは「サーベイ実施・サーベイ結果のフィードバック」。組織開発で得られた効果のトップは「コミュニケーションの促進」
組織開発のために行われている施策は「サーベイ実施・サーベイ結果のフィードバック」「ビジョンやミッションの浸透」「上司と部下の1on1」「マネジャー研修」が上位
組織開発を「行っている」と回答した方に、具体的な施策を聞きました。最も多いのは、「サーベイ実施・サーベイ結果のフィードバック」(65.6%)で、以下、「ビジョンやミッションの浸透」(59.7%)、「上司と部下の1on1」(59.1%)、「マネジャー研修」(55.2%)、「コーチング研修」(35.1%)、「チームビルディング」(31.2%)、「対話の手法の実施(ワールドカフェやアプリシエイティブ・インクワイアリーなど)」(17.5%)、「HRテクノロジー関連のサービスの導入」(16.2%)、「ファシリテーション研修」(14.3%)、「メンタリング研修」(13.0%)という結果となりました。
組織開発で得られた効果は「コミュニケーションの促進」「人材育成」「チームワークの強化」「ビジョンやミッションの浸透」が上位
組織開発を「行っている」と回答した方に、組織開発で得られた効果を聞きました。最も多いのは、「コミュニケーションの促進」(58.4%)で、以下、「人材育成」(44.8%)、「チームワークの強化」「ビジョンやミッションの浸透」(共に40.9%)、「心理的安全性の向上」(38.3%)、「従業員エンゲージメントの向上」(37.0%)、「生産性向上」(20.1%)、「離職率の低下や定着率の向上」(14.9%)、「ダイバーシティ&インクルージョンの実現」「業績の向上」(共に13.0%)と続きます。
『人事白書2022』の本誌では、組織開発の効果の測定方法や、組織開発を進めるうえでの課題に関する調査結果も掲載しています。
実施時期 | 2022年3月7日~3月31日 |
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調査対象 | 『日本の人事部』正会員 |
調査方法 | Webサイト『日本の人事部』にて回答受付 |
回答数 | 5,200社、5,441人(のべ) |
質問数 | 153問 |
質問項目 | 1.戦略人事/2.採用/3.育成/4.制度・評価・賃金/5.ダイバーシティ&インクルージョン/6.働き方/7.組織開発/8.注目の人事課題(ウェルビーイング、パーパス、職場の関係性) |
出典:『日本の人事部 人事白書 2022』
全国の人事の実態・課題を明らかにし、解決の糸口を探る『日本の人事部 人事白書』から、調査レポートを公開。貴社の課題解決にご活用ください。