27卒「キャリア形成」と「ジョブ型」採用に関する調査
【TOPICS】
(1)キャリアは「自身で主体的に選択したい」73.8%、「企業に委ねたい」は11.7%
(2)ジョブ型採用に「興味がある」学生69.9%、「興味はない」はわずか6.3%
【調査の背景】
⽣産性向上や専⾨⼈材育成のため、職種別の「ジョブ型」採用を実施する企業が増えています。仕事内容や担当領域が明確な採⽤・雇⽤のあり⽅は、働き⼿にとっても主体的・⾃律的なキャリア形成が可能になるメリットがあります。まもなくインターンシップ等が本格化する2027年卒の学⽣が、「キャリア形成」や「ジョブ型」をどのように捉えているのかを調査しました。
(1)キャリアは「自身で主体的に選択したい」73.8%、「企業に委ねたい」は11.7%
キャリア形成について選択肢で尋ねたところ、「⾃⾝で主体的に選択したい」を選んだ学⽣が33.1%。「どちらかと⾔えば⾃⾝で主体的に選択したい」40.7%を合わせると計73.8%に上り、4人に3人を占めました。一方の「就職する企業に委ねたい」はわずかに1.5%で、「どちらかと⾔えば」を合わせても計11.7%にとどまりました。「自分の人生を誰かに指示されたくない」「自分のしたいことができるようにしたい」といった声が寄せられました。
(2)ジョブ型採用に「興味がある」学生69.9%、「興味はない」はわずか6.3%
「ジョブ型」採⽤について「興味がある」と回答した学⽣は28.0%、「どちらかと⾔えば興味がある」41.9%を合わせると計69.9%に上りました。「興味はない」は2.1%で、「どちらかと言えば」を合わせてもわずか6.3%でした。「特定の分野に特化した仕事をしたい」「採用前に業務内容が知れるのは嬉しい」「自分に合った企業を見つけやすくなる」「やりがいを感じやすそう」「自分のスキルをさらに向上させることができそう」などの声が上がりました。ジョブ型について「よくわからないから」「知りたいと思っていたから」興味があるを選んだ学生もいました。
■調査概要
・調査期間:2025年4月1日~2025年4月13日
・調査機関:株式会社学情
・調査対象:スカウト型就職サイト「Re就活キャンパス(※2025年3月1日より、あさがくナビからブランドリニューアル)」へのサイト来訪者
・有効回答数:332件
・調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合があります。
◆本調査の詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社学情/5月8日発表・同社プレスリリースより転載)