「新入社員の勤務形態」に関する調査
新入社員の勤務形態は、「出社」が約9割。「まずは会社の雰囲気に慣れて欲しい」の声
株式会社学情(本社:東京都千代田区)は、企業・団体の人事担当者を対象に、インターネットアンケートを実施。今回は、「新入社員の勤務形態」に関して調査しました。2024年4月入社の新入社員の勤務形態について、「出社」と回答した企業が88.1%に上りました。「入社1年間は原則毎日出社としている」「出社したほうが、気軽に質問できると思う」「まずは会社の雰囲気に慣れて欲しい」といった声が寄せられています。新入社員研修の実施形式も、約8割の企業が「リアルで実施」と回答。「2023年度からリアルに戻し、入社1年目の退職が減った」「新入社員同士の仲を深めてもらうプログラムを複数用意している」などの声が上がりました。
【TOPICS】
(1)新入社員の勤務形態は約9割が「出社」
(2)若手社員がテレワークをする際の課題は「モチベーションをつかみにくい」が最多
(3)新入社員研修の実施形式は「リアルで実施」が約8割
【調査の背景】
リモートワークやWeb商談など、オンラインを活用した仕事の仕方が一般化している他、就職・採用活動においてもWebセミナーやWeb面接が併用されています。オンラインでのコミュニケーションが定着する一方、リアルでコミュニケーションを図るニーズも拡大しています。2024年4月入社の新入社員の勤務形態・新入社員研修の形式について調査しました。
【調査詳細】
(1)新入社員の勤務形態は約9割が「出社」
2024年4月入社の新入社員の勤務形態について、「出社」と回答した企業が88.1%に上りました。次いで、「出社とテレワークの組み合わせ」8.9%が続きます。「入社後すぐにテレワークを実施」は0.2%に留まりました。「会社としては、テレワークと出社を組み合わせた勤務を基本としているものの、入社1年間は原則毎日出社としている」「出社のほうが、気軽に質問できると思う」「まずは会社の雰囲気に慣れて欲しい」といった声が寄せられています。
(2)若手社員がテレワークをする際の課題は「モチベーションをつかみにくい」が最多
若手社員がテレワークを実施する際に課題になる点は、「モチベーションなどの状態がつかみにくい」が82.2%で最多。次いで、「報連相などのコミュニケーション不足」72.6%、「作業の進捗状況や成果の把握が難しい」68.5%が続きます。
(3)新入社員研修の実施形式は「リアルで実施」が約8割
新入社員研修の実施形式は、「リアルで実施」が79.0%で最多。次いで、「オンラインとリアルを組み合わせて実施」が続きました。「2023年度からリアルに戻し、入社1年目の退職が減った」「新入社員同士の仲を深めてもらうプログラムを複数用意している」「リアルで実施することで、同期同士で刺激し合ったり、助け合ったりして欲しい」「リアルでの研修を基本としつつ、eラーニングや動画での研修も併用している」「配属後は出社とテレワークを組み合わせて勤務してもらうので、研修もオンラインとリアルを組み合わせる」「オンライン商談に対応できるように、一部オンラインでの研修も実施する」などの声が上がりました。
■調査概要
・調査期間:2024年2月22日~2024年3月1日
・調査対象:企業・団体の人事担当者
・有効回答数:617社
・調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合あります。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社学情 / 3月12日発表・同社プレスリリースより転載)