「採用担当者の業務実態」に関する調査
「Indeed (インディード)」の日本法人であるIndeed Japan株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:大八木 紘之、以下Indeed)は、企業において直近1年間で採用実務に従事している方1,647名を対象に、「採用担当者の業務実態」に関する調査を行いました。
アメリカなど欧米の企業では、採用担当者は採用業務のみを専任としていることが多いですが、日本においては採用担当者の多くが、採用以外の複数の業務を兼務している状況にあることがわかりました。さらに、採用業務においても、各種調整業務に多くの時間が割かれている状態にありそうです。
<調査結果要約>
1.【採用担当者の業務実態】
●採用・人事業務以外も従事している採用担当者は72.4%にのぼる。販売・営業や総務などその他部門との兼務が多い傾向。
●採用に割けている時間は業務全体の43.4%、採用も含む人事関連業務に割けている時間は51.0%。特に従業員300名以下の企業では、採用業務に割いている時間が少なく、平均35.5%のみ。
●採用業務の中で、人材採用のために最も重要なのは「面接」。一方で、採用フローの中で「面接」にかけている時間は採用フロー全体のわずか16.1%にとどまる。面接を行うまでの各種調整業務に全体の52.4%の時間がかかっている。
採用担当者は、採用以外の業務にも携わっている割合が高く、7割以上が採用・人事以外の業務を兼任していることがわかりました。採用のみに業務時間を割けないことに加え、採用業務の中で最も重要である「面接」そのものにあまり時間がかけられていないことも明らかとなりました。
2.【採用担当者の課題/問題意識】
●74.9%が、応募者と連絡が取れなくなる『ゴースティング』を経験。
●採用業務における課題/問題意識で多かったのは、1位「求める人物像と異なる人の応募が多い」(41.9%)、2位「求人に対する応募が増えない」(40.7%)、次いで3位「面接日程・方法の調整にコストがかかっている」(21.7%)、4位「書類選考にコストがかかっている」(19.5%)。
採用担当者の7割以上が、応募者と連絡が取れなくなった経験(ゴースティング)があることがわかりました。また採用業務の課題としては、応募に関するものが多く、自社が求める人物からいかに応募してもらうかに頭を悩ませている採用担当者が多そうです。次いで、面接調整業務や書類選考にコストやリソースがかかっているなど、各種調整業務の効率化が課題になっている様子がわかります。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(Indeed Japan株式会社 / 12月21日発表・同社プレスリリースより転載)