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【ヨミ】ソーシャルローフィング

ソーシャル・ローフィング

ソーシャル・ローフィングとは?

「ソーシャル・ローフィング」とは、社会心理学用語で「社会的手抜き」のこと。集団で作業を行うとき、人数が増えるほど一人当たりの生産性が低くなる現象を指します。社会的手抜きは、他者の存在を認識し、無意識的にでも他者に頼ることができると思える状況下で生じます。「ローフィング(Loafing)」は英語で「(仕事を)だらだらする」「ぶらつく」といった意味で、「社会的怠惰」と訳されることもあります。フランスの農学者、マクシミリアン・リンゲルマン氏によって提唱され、後に心理学者のビブ・ラタネ氏によって社会的手抜きと名付けられました。ソーシャル・ローフィングと同様の意味で「リンゲルマン効果」「フリーライダー現象」という言葉もあります。

掲載日:2022/10/12

無意識的に起こる社会的手抜き
他力本願を防ぐためにできることは?

体力も時間も限られている中で、人は無意識に発揮する力を調整しながら働いています。では、どんなときに「全力を出さなくても大丈夫」と油断してしまうのか。それは、他にやってくれそうな人がいるときではないでしょうか。

3人で行う会議と、20人で行う会議とでは、20人の会議のほうが他に発言する人が多いため、「自分が発言しなくても他の人がするだろう」と考え、当事者意識を失いがちです。また、3人で行うプロジェクトと20人で行うプロジェクトでも同様に、「自分が動かなくても他の人がやるだろう」と考え、一人ひとりのコミットメントが減少する傾向にあります。

「社会的手抜き」の名付け親であるラタネはさまざまな実験を行いました。そのうちの一つが綱引きです。84人の被験者が、ロープを引っ張ったり集団で拍手をしたりという作業に参加しました。これらの作業をさまざまな人数で実施したところ、人数が多いほど、一人当たりの作業量が小さくなることがわかりました。さらに集団作業の中でも、個人の努力が可視化されることなく評価されない環境下では、特に社会的手抜きが発生しやすいことがわかっています。

では、組織の中でソーシャル・ローフィングを起こさないためにはどうしたらよいのでしょうか。無意識に判断されている社会的手抜きを防ぐためには、集団の中でも個人が注目されていると感じる仕掛けをつくることが大切です。

自分の努力が認められない環境下では「自分だけがんばるのは損だ」と感じやすいもの。個人の努力を評価したり、表彰したりすることで、報われたと感じる瞬間をつくり出すことが有効です。また、大人数での共同作業であっても、個人の役割や意義が明示されていることで他力本願が生じにくくなります。

組織が大きくなるにつれ、直面する課題も変わってきます。どのような企業規模になっても、従業員に生産性を高く保ち働いてもらうために、従業員自身が「見てもらえている」「がんばれば評価される」と思える環境をつくることが大切です。

企画・編集:『日本の人事部』編集部

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