グリットの意味とは―才能・IQ・学歴ではない社会的成功の要素 「グリット」(grit)とは、「困難にあってもくじけない闘志」「気概」「気骨」などの意味を表す英語で、成功者に共通の心理特性として近年注目されている、「やり抜く力」のことです。心理学者でペンシルヴァニア大学教授のアンジェラ・リー・ダックワース氏が、「...
ジョブ・クラフティングとは――実践法を解説 「ジョブ・クラフティング(Job Crafting)」は、従業員一人ひとりが仕事に対する認知や行動を自ら主体的に修正していくことで、退屈な作業や“やらされ感”のある仕事を“やりがいのあるもの”へと変容させる手法のこと。会社や上司の指示・命令ではなく、...
上田信行さんインタビュー| 楽しく働き、成長することができる「プレイフル」な学び方・働き方とは?(後編) 『前編』では、「プレイフルカンパニー」を実現するために、どのような対応を取ればいいのか、「学びのモデル」や「四つのP」など、その考え方を中心にお話を伺いました。『後編』は具体的な方法論について、詳しくうかがっていきます。
上田信行さんインタビュー| 楽しく働き、成長することができる「プレイフル」な学び方・働き方とは?(前編) 近年、企業における学びのあり方や個人のワークスタイルが、大きく変化しています。そうした中、ユニークなワークショップやラーニングデザインで知られる同志社女子大学の上田信行教授は、「プレイフル」という概念を生み出し、仕事をより楽しみながら学びを促していく...
「認めとやる気」~働きぶりを評価して、きちんと相手に伝えよう~ 働きぶりを評価して、これを賃金に反映させる「評価制度」の導入が、モチベーションや定着率の向上に有効であることは、過去のパートタイマー白書の調査結果に表れています。しかしながら、きちんとした評価基準を作るには時間や労力がかかります。すぐに評価制度を取り...
学習性無力感 「学習性無力感」とは、米国の心理学者マーティン・セリグマンが1967年に発表した概念で、抵抗することも回避することも困難なストレスに長期間さらされ続けると、そうした不快な状況下から逃れようとする自発的な行動すら起こらなくなる現象をいいます。セリグマン...
組織の活性化、従業員のモチベーションを向上させる「表彰制度」(後編) 『前編』では「表彰制度」が求められている背景と実施状況、制度導入と運用のポイントについて見てきた。続く『後編』は、近年話題となったいくつかのユニークな「表彰制度」の事例を通して、その特徴と期待される効果・効用を紹介していくことにする。
組織の活性化、従業員のモチベーションを向上させる「表彰制度」(前編) 「人事制度」にはメインとなる賃金・評価とは別に、サブシステムとして、組織の活性化・従業員のモチベーション向上につなげるためのいくつかの制度がある。「表彰制度」はその代表格の一つだが、そのあり方は多岐に渡っている。果たして、「表彰制度」にはどのようなも...
ストレッチ 「ストレッチ」とは、「引き伸ばし」という意味で、個人や組織の成長を促進するために、手を伸ばせば届くレベルではなく、背伸びをしないと届かない高い目標をあえて設定し、その実現に取り組むことをいいます。ストレッチによる人材育成では、現状と目標の間のギャップ...
インタビュー:小笹芳央さん(株式会社リンクアンドモチベーション) リンクアンドモチベーション代表の小笹芳央さんに、モチベーションに着目したビジネスを創業した経緯をはじめとして、モチベーションをテーマとした事業活動の内容や、モチベーションに関するさまざまな問題や今後のあり方、人材業界に対する考え方などについて、お話を...
ピグマリオン効果 「ピグマリオン効果」とは、「人は他者に期待されるほど意欲が引き出されて、成績が向上する」という状況を示す教育心理学の法則のひとつ。キプロス島の王ピグマリオンが自分で彫った象牙の女性像を愛し続けた結果、彫像が本物の人間の女性になったというギリシア神話に...
リフレクションとは――意味、人材育成分野における「内省」の重要性は 日本語で「内省」の意。人材育成の分野における「リフレクション」(reflection)とは、個人が日々の業務や現場からいったん離れて自分の積んだ経験を「振り返る」ことを指します。過去に起こった出来事の真意を探り、その経験における自分のあり方を見つめ直...
ポジティブ心理学 「ポジティブ心理学」とは、1998年、当時の米国心理学会会長だったペンシルベニア大学心理学部教授のマーティン・E・P・セリグマン博士によって創設された新しい学問で、個人の人生や個人の属する組織、社会のあり方が、本来あるべき正しい方向に向かう状態に注目...
[イベントレポート] 公開シンポジウム「学ぶ意欲、働く意欲、明日への意欲」 ~ モチベーションの探究と実践へのアプローチ 2011年6月18日(土)に、学校法人三幸学園 東京未来大学が主催する、公開シンポジウム「学ぶ意欲、働く意欲、明日への意欲~モチベーションの探究と実践へのアプローチ」が開催されました。
ストーリーテリングとは――ロジカルスピーキングとの違い、手法やフレームワークを解説 ストーリーテリングとは、伝えたい思いやコンセプトなどについて、それを想起させる印象的な体験談やエピソードなどの“物語”を作ったり引用したりすることで、聞き手に強く印象付ける手法を指します。抽象的な単語や情報を羅列するよりも、相手の記憶に残りやすく、理...
モチベーションとは|代表的な理論から考える、モチベーションを上げる方法 「モチベーション」は、従業員一人ひとりが高く保つことで目標達成に向けた原動力となり、組織を活性化させる重要な要素です。モチベーションの維持・向上はさまざまな要因に左右されるため、長らく研究対象の一つとされてきました。 現在は組織内で活用できるモチベー...
ヤマト運輸株式会社:「ジョブローテーション制度」が若手を育てる ゆとり社員やシュガー社員が問題視される一方で、肝心の新入社員教育については、短期間の集合研修だけという企業が少なくない。そうした中、「宅急便」で知られるヤマト運輸では、2年かけて現場の主要な業務を体験する「ジョブローテーション制度」をすべての大卒事務...
衛生要因・動機付け要因とは―モチベーション理論を解説 アメリカの臨床心理学者フレデリック・ハーズバーグ(1923―2000年) が、モチベーション理論の中で定義した、人のやる気を構成する2つの要因のこと。