ISID、統合人事パッケージソフト「POSITIVE」の英語対応版を提供開始
~グローバル化する企業の人材マネジメントシステム構築に対応~
株式会社電通国際情報サービス(本社:東京都港区、資本金:81億8,050万円、代表取締役社長:釜井 節生、以下ISID)は、全面Web 対応の統合人事パッケージソフト「POSITIVE(ポジティブ)」の最新版(Ver4.2)を2012年1月24日から提供開始いたします。最新版では、ログインユーザーごとに使用言語(日本語・英語)が選択できる機能を新たに実装しました。
■背景■
日本企業の海外進出が加速する中、国際競争力を向上させるためのグローバル人材マネジメントが求められています。現在、多くの企業では人材情報の活用や人事戦略の立案を国単位・拠点単位で行っていますが、将来的には、国境を超えて適材適所の人材配置を行いたい、グローバルレベルで幹部やプロフェッショナル人材を育成したい、などといったニーズが高まっています。
今回の最新版の提供はこうしたニーズや日本国内での外国人採用の拡大に応えたものであり、国内外の人材情報を共通システム基盤上で見える化することで、国境や事業領域などを超えた企業グループ横断の人材登用や育成が迅速に行える人事施策の実現に貢献します。
■英語対応によるメリット■
(1) グローバル人材データベースの基盤構築が可能
POSITIVE は、一つのシステムで複数会社を管理できるマルチカンパニー機能を実装しており、今回の英語対応によりグローバル人材データベースの基盤構築が可能になりました。グローバルに展開するグループ会社の人材情報(基礎情報、異動経歴、スキル、評価情報など)をPOSITIVEに集約することで、国内外の拠点から、付与された権限に応じて必要な情報を参照できるようになり、部門、拠点横断型の人材活用に役立ちます。またPOSITIVEは、1システムで10万名以上の運用実績を持つ大手企業向けシステムパッケージのため、将来的な管理対象人数の増加にも柔軟に対応可能です。
(2) 増加する外国人社員のシステム利用に対応
POSITIVEは、人事諸届のほか、人事考課や評価、目標管理、自己申告など、各種ワークフローの主要機能を英語対応したことにより、増加傾向にある外国人社員のシステム利用時の負荷を軽減します。また社員が利用するワークフロー機能だけでなく、人事部門が使用する社員情報メンテナンス機能や社員情報検索機能などの主要機能においても英語対応しました。これにより現地法人や海外拠点の人事スタッフも英語で共通システムを利用でき、世界各地の優秀な社員の人事情報をデータベースに登録することが可能となります。
ISIDでは人事・給与・就業パッケージソフトとして、大手企業向けの「POSITIVE」と中堅企業向け「STAFFBRAIN(スタッフブレイン)」を提供しており、累計約1,100社に導入されています。今後も両製品をコアとするHRM(Human Resource Management)ソリューションビジネスをさらに強化し、企業の人材戦略を支援するIT ソリューションを提供してまいります。
◆ 本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社電通国際情報サービス http://www.isid.co.jp/ /1月5日発表・同社プレスリリースより転載)