「入社先でのキャリア」に関する調査
新卒で入社した企業で働きたい年数は「定年まで」が最多。次いで「5年以上10年未満」。「キャリアの方向性が変わったら転職する可能性はある」の声
株式会社学情(本社:東京都千代田区)は、2024年4月に入社を控える新社会人(以下、新社会人)を対象に、インターネットアンケートを実施。今回は、「入社先でのキャリア」について調査しました。新卒で入社した企業で働きたい年数は、「定年まで働きたい」が31.6%で最多。次いで「5年以上10年未満」25.0%が続きました。「3年未満」の回答は8.3%、「5年未満」の回答は28.2%に留まっており、新卒で入社した企業で長く働きたいと考える新社会人が多いことが分かります。一方、「現時点では長く働きたいと思っているが、キャリアの方向性が変わったら転職する可能性はある」「長く働きたいものの、年収が上がるのであれば転職も検討する」などの声も寄せられており、転職ありきではないものの、その時その時でベストな選択をしたいという意向もうかがえます。新卒で入社した企業で目指したい役職は、「主任・係長」が33.3%で最多となりました。
【TOPICS】
(1)新卒で入社した企業で働きたい年数は「定年まで」が最多
(2)いずれは「管理職になりたい」と回答した新社会人が6割を超える
(3)新卒で入社した企業で目指したい役職は「主任・係長」が最多。次いで「部長」
【調査の背景】
VUCAの時代と呼ばれる現在は、働き手による主体的なキャリア形成への関心が高まっています。特にミレニアル世代やZ世代は「キャリアの自律」への関心が高いと言われています。4月に入社を控える新社会人は、自身のキャリア形成をどのように捉えているのか、新卒で入社した企業で「働きたい年数」や「目指したい役職」についてアンケートを実施しました。
【調査詳細】
(1)新卒で入社した企業で働きたい年数は「定年まで」が最多
新卒で入社した企業で働きたい年数は、「定年まで働きたい」が31.6%で最多。次いで「5年以上10年未満」25.0%が続きました。「3年未満」の回答は8.3%、「5年未満」の回答は28.2%に留まっており、新卒で入社した企業で長く働きたいと考える新社会人が多いことが分かります。「長く働く企業に出会えるように、就職活動を頑張った」「長く働くことで、より重要なポジションを担えると思う」といった声が上がっています。一方、「現時点では長く働きたいと思っているが、キャリアの方向性が変わったら転職する可能性はある」「長く働きたいものの、年収が上がるのであれば転職も検討する」などの声も寄せられており、転職ありきではないものの、その時その時でベストな選択をしたいという意向もうかがえます。
(2)いずれは「管理職になりたい」と回答した新社会人が6割を超える
「社会人として働くなかで、管理職になりたいですか?」という質問に対し、「はい」と回答した新社会人が64.4%に上りました。「いいえ」の回答は35.6%となっています。
(3)新卒で入社した企業で目指したい役職は「主任・係長」が最多。次いで「部長」
新卒で入社した企業で目指したい役職は、「主任・係長」が33.3%で最多。次いで「部長」25.8%、「役員」18.4%、「課長」17.7%が続きました。「裁量を持って働けるポジションを目指したい」「会社の中枢を担う人材になりたい」といった声が上がっている他、「新卒で入社した企業では数年間の就業を予定しているので、主任・係長を目指すのが現実的だと思う」「若手のうちから責任ある仕事を任せてもらえる職場は魅力的だと思う」といった声が寄せられています。
■調査概要
・調査期間:2023年11月14日~2023年11月30日
・調査機関:株式会社学情
・調査対象:「あさがくナビ2024(ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1)」へのサイト来訪者
・有効回答数:396件
・調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合あります。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社学情/ 1月11日発表・同社プレスリリースより転載)