Web面接の実態調査
約98%の企業が環境面・コミュニケーション面等で 円滑な意思疎通に向けた対策を実施
パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス「doda(デューダ)」(編集長:喜多 恭子)は、「Web面接の実態調査」を発表しましたので、お知らせいたします。本調査は、正社員として働く22歳~59歳までのビジネスパーソン15,000人、および、採用業務に携わったことのある方1,836人にインターネット調査を行った結果をまとめたものです。
<主な調査結果>
■Web面接に対し、経験した転職希望者が感じているメリットは 「交通費がかからない」「スケジュール調整がしやすい」
実際にWeb面接を経験したことがある転職希望者に、Web面接の良かった点を尋ねたところ、「交通費がかからない」(63.2%)が最も多く、次いで「スケジュール調整がしやすい」(56.3%)という結果となりました。
■採用担当者は、感染症対策以外に「地方在住者など転職希望者の間口を拡大できる」「日程調整がしやすい」という点にWeb面接のメリットを感じている
企業の採用担当者が感じているWeb面接のメリットを調査したところ、最も多く挙げられたのは、「感染症対策になる」(72.5%)、という回答でした。次いで、「地方在住者など転職希望者の間口を拡大できる」(70.0%)「日程調整がしやすい」(67.8%)という結果になりました。
■採用担当者の大半が、Web面接で転職希望者と意思疎通を円滑に行うための工夫をしている
Web面接で困ったこと・デメリットと感じている点について尋ねたところ、転職希望者・採用担当者ともに「表情や雰囲気が分かりづらい、伝えづらい」が最も多い回答となりました。これに対して、「特にない」と回答した採用担当者は全体の2%で、ほとんどの企業が意思疎通を円滑に図るため、「通信環境に問題がないかの事前チェック」等の環境面にとどまらず、「表情やジェスチャーにも気を使っている」「話を聞いていることを伝えるため、相槌をしっかり打つ」等コミュニケーション面まで多岐に渡り対策をとっていることが分かりました。
(参考)新型コロナウイルス感染症拡大以降、「Web面接可」の求人割合は、直近1年間で約1.7倍と増加傾向が続く
「dodaエージェントサービス」で取り扱った求人を集計したところ、「Web面接可」 の求人割合は、2020年8月時点の38.4%から2021年7月には63.8%となっており、直近1年間(2020年8月~2021年7月)で約1.7倍に増加しています。新型コロナウイルス感染症拡大以降、多くの企業がオンラインでの面接を取り入れるようになってきていることが分かりました。
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(パーソルキャリア株式会社 / 10月25日発表・同社プレスリリースより転載)