就職氷河期世代の働き方に関する実態と意識
株式会社リクルートジョブズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:酒井久典)の調査研究機関「ジョブズリサーチセンター」はこの度、個人と企業を対象とした就職氷河期世代に関する調査を発表しましたので、お知らせいたします。
いわゆる「就職氷河期世代」については、政府が3年間の集中的な支援プログラムを進めるなど、社会的な重要課題となっています。このレポートは、より効果的な就業支援のあり方を検討するための資料として、就職氷河期世代の働き方の実態や希望について、いくつかの個人調査と企業調査の結果をまとめたものです。
一口に就職氷河期世代といっても、現在の働き方や今後の希望は人によって様々で、それぞれが希望する働き方をかなえられることが望ましいと考えられます。ここでは、主に正規就業を希望する非正規・無職の方にフォーカスを当て、そのような方はどれくらいいるのか、その就業の実態や具体的に希望する働き方、また企業の実態や意識を提示します。
本調査のサマリーは以下の通りです。詳細につきましては、調査レポートをご覧ください。
■調査結果サマリー
- 就職氷河期世代のうち、いわゆる不本意非正規労働者は約71万人。
- 今後、就職氷河期世代を採用する可能性があるという企業は85%以上と多い。
- 就職氷河期世代は幅広い業職種で採用されている。「医療・理美容・薬・福祉」などで働いていた場合はそのスキルをそのまま生かしている割合が高いが、意欲を買われて新しい分野に移ることも多いと考えられる。
- 非正規から正規転換した人は、「報酬・賃金」の他、「有給・長期休暇の取りやすさ」や「勤務地・転勤の有無」を重視している傾向がある。個人と企業が互いの重視する点を確認しあう、丁寧なマッチングが必要だと考えられる。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社リクルートジョブズ / 8月28日発表・同社プレスリリースより転載)