新型コロナウイルスによる就職活動への影響調査
若年層向けの就職支援事業を展開する株式会社ジェイック(所在地:東京都千代田区、代表取締役:佐藤剛志)は、新型コロナウイルスの感染拡大による就職活動への影響調査(第3回)を行いました。感染拡大に伴う大型イベントの自粛要請があった2月26日-27日で行った第1回、就活が本格スタートしたタイミングの2月27日-3月2日に行った第2回に続いて、就活解禁から2週間が経った3月15日-3月17日にかけて実施した結果となります。
<調査結果詳細(一部抜粋)>
■web会社説明会の利用経験は2週間で約20pt、web面接も約10ptの上昇
web会社説明会の「利用経験あり」82.9%、「利用経験ないが予約している」8.6%という結果になりました。利用経験・予約を合わせた割合91.5%は第2回調査89.5%と大きく変わりませんが、「利用経験あり」は20pt近い伸びとなり、徐々にwebを使った就職活動が進んできていることが分かります。web面接については「利用経験あり」27.9%、「利用経験ないが予約している」20.7%と、利用経験・予約を合わせた割合48.6%は第2回38.9%から約10ptの伸びとなり、web面接もweb説明会よりも少し遅れつつ導入が進んでいることが分かります。
■会社説明会はweb化を進めて欲しいが、個別面接のweb化には根強い反対の声
選考プロセスのweb化に関する意向について、会社説明会に関しては「web化を望む」が57.0%と第2回よりも6.8pt増加。個別面接のweb化は「面接web化を望む」が23.2ptと第2回よりも増えたものの微増に留まり、「面接web化を望まない」が47.2%と最多となりました。なお、web面接を体験することによるweb化意向の極端な差異は見られませんでした。
■web上での会社説明会は、リアル配信型よりも録画動画の視聴型が人気
web上での会社説明会に関しては、リアルタイムでのライブ配信よりも録画動画の視聴型での開催を望む声が多くなりました。「時間に縛られない」ということに加えて「通信環境のトラブルを避けられる」という新たなリスクの回避、また「まとまっていて短時間で多くの企業を知れる」という点で合同企業説明会の代替的な位置づけで支援されていることが分かりました。
<録画動画の視聴型での開催を望む理由>
・「自分の好きなタイミングで視聴することが出来る」
・「空いている時間に見ることが出来る
・「映像や音声の乱れといったアクシデントが無く、見返しも可能であるから」
・「ライブ配信型で遅延トラブルがあり、スムーズに視聴できなかったことがあるから」
・「ライブ配信だと通信が切れて説明が聞けないところがあったから」
・「従来の説明会やライブ配信型と比較して多くの企業の説明会情報を知ることができる」
・「聞き逃しても巻き戻せるため」
<ライブ配信を望む理由>
・「チャットを活用して、リアルタイムに社員さんとコミュニケーションがとれるため」
・「疑問に思ったことをすぐにその場で尋ねることができるから」
・「一方通行ではなく、こちらからも質問などができるため」
・「ライブ形式の方が集中して見ることができる。よりインタラクティブに感じる」
・「動画だと会社説明をただ読み上げているだけになりがちだから」
調査名称【21卒対象】新型コロナウイルスの感染拡大に関する就活意識調査(第3回)
対象:特性マッチングサイトFutureFinderに登録する2021卒の就活生
回答者数:140名
期間:2020年3月15日21時-3月17日9時
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社ジェイック / 3月19日発表・同社プレスリリースより転載)