ビジネスパーソンの健康意識と睡眠に関する調査
西川では、社内研究機関である「日本睡眠科学研究所」監修のもと、3月18日の「睡眠の日」に合わせ、「ビジネスパーソンの健康意識と睡眠に関する調査」を行ないました。「働き方改革」や「健康経営(R)」(※)がキーワードとなる現代において、今回は特に「健康になりたい人」に対象を絞り、健康への意識と実態を睡眠に絡めて詳らかにしました。調査では、忙しいビジネスパーソンが健康な心身を手に入れるために試行錯誤する様子が垣間見られました。
※「健康経営(R)」はNPO法人健康経営研究会の登録商標です。
<調査結果詳細(抜粋)>
1.健康を求めていても、具体的に策を講じている人は半数に留まる
「働き方改革」という言葉が浸透して以来、生産性の高い働き方が模索されると共に、きちんと休息を取ることの重要性も指摘されている。そんな中、健康になりたいと願うビジネスパーソンはそのために何らかアクションしているのか。実践の有無を尋ねたところ、「行っている」と答えたのは56.7%で、「行っていない」が43.3%と、実行に移せている層は半数強に留まることが分かった。これは調査に回答した20代~50代すべてに見られる傾向だった。
2.「睡眠の改善」は無理なく取り入れられる健康への第一歩
ビジネスパーソンが健康のために今後生活に無理なく取り入れられそうと考えている手段は何かを聴取したところ、「睡眠時間を確保するようにする」(42.5%)、「ランニングやウォーキング、ストレッチ」(37.1%)「質のいい睡眠をとるようにする」(36%)がトップ3と、1位と3位に「睡眠」に関するものが挙がった。ほか、睡眠関連で言うと「寝具を変えて寝る習慣を整える」も17.4%と、睡眠の質改善のために寝具に着目する層も一定数居ることが分かった。食事や運動に比べて「まずは睡眠から」という意識が高いことが伺える。合わせて聞いた「あなたは今後、健康になる・健康を維持するために、何かをしたいと思いますか」という問いに対しては「自分の手の届く範囲でしたいと思う」(65.5%)が「積極的にしたいと思う」(27.5%)を大きく上回っており、多忙なビジネスマンにとって身の丈にあった敷居の高くない健康法が求められていることが見て取れる。
3.ビジネスパーソンは睡眠の質に満足出来ていない
数ある健康への手段の中で「気軽に始められる」と考えられている「睡眠」に関するアプローチだが、ビジネスパーソンは今現在の自らの眠りの質にどの程度満足しているのか。睡眠の質(熟睡、目覚めの良さ)の側面から聞いたところ、「満足していない」(全く満足していない、あまり満足していない計)が57.9%と、10人に6人が自身の睡眠に満足出来ていないという結果になった。
■調査方法
調査手法:WEBパネル調査
調査対象者:日本全国に居住する20~50代で「健康になりたい」と思うビジネスパーソン男女600名
調査期間:2020年1月31日~2月2日
調査会社:株式会社クロス・マーケティング
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(西川株式会社 / 3月18日発表・同社プレスリリースより転載)