ストレス社会を生き抜くカギは「レジリエンス」にあり~『職場ではぐくむレジリエンス――働き方を変える15のポイント』(松井知子、市川佳居編)金剛出版より刊行
株式会社金剛出版は、松井知子、市川佳居編『職場ではぐくむレジリエンス――働き方を変える15のポイント』を刊行しました。
ストレス社会を生き抜くカギは「レジリエンス」にあり。
「レジリエンス」とは、「しなやかな心」という意味を持ち、挫折や困難な状況、トラウマなどを経験した後に、元の状態まで回復すること、さらにその経験を通して一層人間として成長し、より健康で生産的な状態になれる能力やスキルのことを指す。現代のストレス社会を生き抜くために、働く人に必要なスキルこそ「レジリエンス」ではないだろうか?
本書では、毎日いきいきと健康に働き続けるために、職場という環境の中でどのようにレジリエンスをはぐくむべきか、その理論から実践までを、働き方改革、健康経営、ストレスチェックなど15の視点から、産業保健を含むさまざまな分野の第一人者たちが解説。また国内だけでなく、ロンドン五輪を成功に導いたロンドン交通局職員のレジリエンスを高めた事例や、欧州の多様な働き方とウェルビーイングに関する調査など、海外からのヒントも盛り込んだ職場のレジリエンス育成に必須の一冊!
■本書の概要
職場ではぐくむレジリエンス――働き方を変える15のポイント
編者:松井知子、市川佳居
価格:本体3,000円(税別)
刊行:2019年2月
ISBN:978-4-7724-1678-8
ページ数:244ページ
判型:A5判
発行:金剛出版
■目次
まえがき
第Ⅰ部 総論
第1章 レジリエンスとは
第2章 レジリエンス―心と身体のつながり
第3章 働き方改革とメンタルヘルス
第4章 ワーク・エンゲイジメントとレジリエンス
第5章 健康経営による組織のレジリエンス向上
第Ⅱ部 職場とレジリエンス
第6章 ストレスチェックとレジリエンス―職場の集団分析を行ってみて
第7章 心理的柔軟性とレジリエンス―第三世代認知行動療法
(アクセプタンス・コミットメントセラピー)の視点から
第8章 折れないリーダーシップ,感情ケアというアプローチ
第9章 ワークライフとレジリエンス―女性活躍推進,介護・育児支援などを
行うことがレジリエンス向上にどうつながるか,そのような施策はあるか
第10章 職場のメンタルレスキューとレジリエンス
第11章 両立支援とレジリエンス
第12章 上司のリーダーシップと部下のレジリエンス
第Ⅲ部 海外におけるレジリエンス
第13章 レジリエンスの高い文化の枠組みの発展に向けて―2つの事例
(ロンドンオリンピック・パラリンピックプロジェクト,デュポン社による
職場の感情プログラム:ICU)より
第14章 欧州労働環境・条件に関する調査における労働の質測定について
第15章 レジリエンスとポジティブ心理学
付録 レジリエンスの測定ツールの紹介―16の測定法
あとがき
◆書籍の詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社金剛出版 http://kongoshuppan.co.jp/ / 1月発表)