レビックグローバル
「トレーナーズ・トレーニング」教育プログラムをスタート
企業内教育サービスのレビックグローバル(東京都渋谷区、川口泰司・代表取締役社長)は、不況などによる雇用調整で極端に減少した新人や部下の育成ノウハウを復活させ、強い現場力を取り戻すため、トレーニングの設計から集合教育、職場でのOJTの基礎や効果的な進め方、教育指導方法などが学べる「トレーナーズ・トレーニング講座」プログラムのサービスを開始いたしました。
本プログラムの監修には、熊本大学大学院教授工学専攻の北村士朗准教授を迎え、企業内人材育成の経験やノウハウの少ない人事マンに向けて、実践的な人材育成の基礎の理解とスキル定着をめざします。
■ 「トレーナーズ・トレーニング講座」の特徴
1. インストラクションの基礎スキルを解説
「OFF-JT(職場外研修)」と「OJT(職場内訓練)」に必要なインストラクションの基礎スキルを紹介します。企業内教育の多くの場面で、教育活動の実践に幅広く活かしていただけます。
2. OJTの計画の立て方と具体的な進め方を紹介
日常業務の中で効果的に教育指導を行えるような計画を立て、それを実践するためのスキルを学ぶことができます。
3. OJTを実践するためのコーチングのスキルと手順を紹介
コーチングの基本プロセス「GROW」モデルに則して、部下や後輩の能力を引き出すための実践的なスキルを習得することができます。
■ 「トレーナーズ・トレーニング講座」についての基本データ
【 構成タイトル・学習目標 】
◇ 第1巻「研修デザイン入門」
人事部門をはじめとして、人材開発に携わることになった若手社員の方が、企業内での人材育成の意味を理解し、トレーニングの設計ができるようになることを目標にしています。
◇ 第2巻「研修・勉強会のテクニック」
新入社員の教育を担当する職場のリーダー社員の方が、与えられた目標と教材を使って効果的な集合研修(勉強会)を実施できるようになることを目標にしています。
◇ 第3巻「職場を強くするOJTのテクニック」
新入社員の教育を担当する現場リーダー社員の方が、日常業務の中で効果的な教育指導が行えるようになることを目標にしています。
※ 詳細情報および映像サンプル視聴
http://www.jinzaiikusei.net/contents/2007/03/training.html
■ 開発の背景 〜ビジネス構造の変化がもたらした現場の弱体化〜
企業の業績回復により新規採用が大幅に増え、リストラの一巡や団塊世代層の大量退職もあって、新人研修や次世代を担う経営幹部の育成の需要が増えています。矢野経済研究所の調査によれば、2005年度の企業向け研修サービスの総市場規模は5,240億円(前年比8.0%増)と大きく伸びています。
しかし、外部サービスの需要が増加する一方で、企業内では、バブル崩壊後のビジネス構造の変化に伴う人員整理と新規雇用の抑制によって、実践経験の不足やマネジメントなどの育成機会が極端に減少したり、職場の年齢構成の「中抜き現象」も激しいため、現場のノウハウや技術・技能の継承が困難になっているといわれています。
人材育成の経験やノウハウが少なく、次のような悩みを抱えている担当者も多いようです。
このような状況を背景として、「人材育成」に関わる方々に、実践の場で成果を上げていただくためのインストラクションの基本技術と考え方を提供する必要があると考え、当プログラムを開発いたしました。
(レビックグローバル http://www.revicglobal.com/ /同社プレスリリースより抜粋・4月9日)