70%近くの人が仕事のスキルアップに積極的。具体的な行動としては、「業務に関連した技術・知識取得のための自主学習」(75.0%)が最も多く、次いで「業務に関連した資格の取得」(42.0%)~転職希望者を対象とした『【スキルアップ】に関するアンケート調査』:ワークポート
総合転職エージェントの株式会社ワークポート(所在地:東京都品川区、代表取締役社長 CEO:田村高広)は、当社を利用した全国の転職希望者325人を対象に、【スキルアップ】に関するアンケート調査を行いました。
■70%近くの人が仕事のスキルアップを図っている
自主学習や資格の取得に積極的
転職希望者に「仕事のスキルアップのために行っていることはあるか」と質問したところ、68.9%の人が「ある」と回答しました。具体的な行動としては、「業務に関連した技術・知識取得のための自主学習」(75.0%)が最も多く、次に多かったのが「業務に関連した資格の取得」(42.0%)となりました。
日本は世界の主要な国の中でも高スキル人材が不足し、働き手のスキルアップも他国に比べて遅いと言われていますが、今回の結果から働き手の多くが仕事のスキルアップに積極的であることがわかりました。
■1カ月にかける、スキルアップのための自己投資額と時間は
「2000円~5000円」「5時間~10時間未満」が最多
スキルアップのために行っていることがあると答えた224人を対象に、1カ月にかける自己投資額と時間を聞いたところ、自己投資額については「2000円~5000円」(29.5%)が最も多く、次いで「5000円~1万円」(19.2%)となり、スキルアップに積極的な人の半数近くが毎月2000円~1万円を仕事のスキルアップのための資金に充てていることがわかりました。一方で「0円」と回答した人は11.6%でした。
また、スキルアップのためにかける時間で最も多かったのは「5時間~10時間」(22.3%)でした。次いで「30時間以上」(14.7%)、「15時間~20時間未満」(14.3%)と続き、スキルアップにかける時間が1時間未満という人は4.9%でした。
■働き手の意欲はあっても機会が不足
企業が学ぶ機会を創出することでスキルの底上げが図れるのでは
スキルアップに対して積極的な人に理由を聞いたところ「より良い技術を身につけたいから」(20代・女性・クリエイター)、「自分のできることを増やし、会社に貢献するため」(20代・男性・機械系エンジニア)といったように仕事の質の向上を目的とする意見が多く見られました。一方で、スキルアップのための行動をとっていない人に理由を聞いたところ、「何をしたらいいのかわからない」(30代・女性・事務)、「現職が多忙で時間がとれない」(40代・男性・システムエンジニア)といったように、効率よく学ぶ機会がないためにスキルアップに着手できないような意見が多く挙がりました。
日本は高スキル人材の確保が難しいと言われているほか、企業が負担する研修などを受ける社員の割合でも主要な国々の中から遅れをとっていると言われています。スキルアップのために行っている内容で自主学習が一番多かったことからも、スキルアップについては個人の裁量に任されているケースがほとんどであることがうかがえます。
近年の慢性的な人材不足を受けて、最近では高スキル人材の確保のため企業がセミナーや資格取得の費用を負担したり、特定のスキルを習得した人には手当や報奨金を与えたりする取り組みも増えつつあります。今後、企業がスキルアップする機会を創出したり支援したりすることで、積極的な働き手の効率的なスキル向上や、現在スキルアップに着手できていない働き手の意識改革につながり、全体的なスキルの底上げができるのではないでしょうか。
■調査概要
・調査内容:スキルアップについて
・調査対象者:当社を利用した全国の転職希望者(20代~40代)
・有効回答:325人
・調査期間:2018年11月8日~11月15日
<本リリースに関するお問い合わせ>
株式会社ワークポート 広報担当:佐久間(さくま)、清水(しみず)
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(株式会社ワークポート https://www.workport.co.jp/corporate/index.html /12月26日発表・同社プレスリリースより転載)