2018年1月の転職求人倍率は前月比0.52ポイント減の2.35倍~転職希望者数は大幅増加。求人数も伸び、転職先の選択肢が豊富な市況に(転職サービス「DODA(デューダ)」調べ):パーソルキャリア
総合人材サービス、パーソルグループのパーソルキャリア株式会社(旧社名:インテリジェンス、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:峯尾 太郎)が運営する転職サービス「DODA(デューダ)」は、2018年1月の転職求人倍率をまとめた「DODA 転職求人倍率レポート」を発表しましたのでお知らせします。
※ 転職求人倍率は、ホワイトカラー層を中心とした転職マーケットにおける需給バランスを表すもので、DODA転職支援サービス登録者(転職希望者)1名に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値です。<算出式:転職求人倍率=求人数(採用予定人員)÷転職希望者数>
■2018年1月の概況
2018年1月の転職求人倍率は、前月比₋0.52ポイントの2.35倍となりました。求人数は前月比100.3%、前年同月比113.7%となり、調査開始(2008年1月)以来の最高値を4ヵ月連続で更新しました。転職希望者数は前月比122.5%、前年同月比114.0%でした。
業種別にみると、求人数が増加したのは9業種のうち「IT・通信」「小売・外食」「サービス」の3業種となりました。特に伸びたのは、「サービス」(前月比102.4%)、「小売・外食」(前月比100.8%)でした。職種別で求人数が増加したのは、11職種のうち「営業系」「技術系(IT・通信)」「技術系(電気・機械)」「専門職」の4職種となりました。特に伸びたのは、「営業系」(前月比103.2%)、「技術系(IT・通信)」(前月比101.6%)でした。
■解説 ~4月入社に向けた、転職希望者の活動が本格化。2月以降も求人数は高水準を維持する見込み~
1月は、4月までに転職先を決めようと活動を始める人が多い時期であるため、転職希望者数は大幅に増加しました。採用充足などで終了となる求人が増える中、新規求人も引き続き多いため、求人数は前月同様高水準を維持しています。しかし、転職希望者数の増加幅が、求人数の増加幅を上回ったため、求人倍率は降下しました。
2月以降も、求人数、転職希望者数は多い状態が続く見込みです。現在の転職市場においては、業種、職種ごとに求人倍率に差が開くようになっているという特徴があります。特に、AIやIoT、Web、IT・通信に関連する業種、専門職や技術系の職種で求人倍率が上がっており、新しい技術やスキルを持つ人のニーズが高まっている状況です。一方で、こうした業種や職種の中には、求人倍率が高いために未経験者も歓迎している求人があります。異なる業種や職種への転職を希望する方は、求人倍率を見ながら採用の傾向を捉えることが重要なポイントとなるでしょう。(DODA編集長 大浦 征也)
※DODAサイトでご覧いただける「DODA転職求人倍率レポート」では、詳細なデータや考察を掲載しております。
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(パーソルキャリア株式会社 https://www.persol-career.co.jp/ /2月13日発表・同社プレスリリースより転載)