20代の正社員、6割「残業多い」「生産性低い」と回答。労働時間が短縮されたら「スキルアップの勉強に費やしたい」~「働き方改革」を受け、20代向け転職サイト「キャリアトレック」調査:ビズリーチ
株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:南 壮一郎)が運営する20代向けレコメンド型転職サイト「キャリアトレック」は、正社員として働く20代のキャリアトレック会員に残業や生産性に関するアンケートを実施しました(回答者:341名)。
その結果、自分の仕事(職場)は「残業が多い」「生産性が低い」と感じるという回答が6割以上となりました。また、労働時間が短縮された場合にしたいことについては、「資格取得やスキルアップの勉強をしたい」との回答が最も多く、就業時間以外でも学ぶ時間を確保したいと考えていることが分かりました。
※アンケート結果や画像を引用する際は「キャリアトレック調べ」とご記載ください。
■長時間労働是正には「企業風土」、生産性向上には「人材配置」の改善を求める声
本アンケートにおいて、長時間労働の是正や、生産性向上のために何が必要かを聞いたところ、長時間労働是正では 「企業風土の改善」、生産性向上では 「最適な人材配置」など、組織全体の根本的な改善を求める声が最も多く挙がりました。フリー回答では 「早く帰れる日は勤務時間を短くする等、柔軟な対応をしてほしい」という、裁量労働制やフレックスタイム制など柔軟な勤務形態を求める声が聞かれました。
政府は 「働き方改革」の実行計画を3月までにまとめる予定で、その後は長時間労働の是正をはじめとしたさまざまな取り組みが実施されます。多くの20代が「残業が多い」「生産性が低い」と感じている状況を打破するためにも、官民を挙げた対策が重要になります。
■生産性の向上が進み、労働時間が短くなったら「勉強・習い事をしたい」が上位
現在の職場で生産性向上などにより労働時間が短くした場合にしたいことについては、 「資格取得やスキルアップの勉強をしたい」という声が最も多く、次いで 「趣味などの習い事」「副業」という結果となりました。20代は、労働時間を短くすることでさらなる学びの時間を確保し、成長したいと考えていることが分かりました。
■アンケート実施概要
・アンケート対象:20代のキャリアトレック会員
・調査期間:2016年12月6日~12月12日
・回答件数:341件
・年齢:20~24歳 28%、25~29歳 72%
・性別:男性 47%、女性 53%
・職種:IT・インターネット 21%、メーカー 12%、コンサルティング 4%、商社・流通・小売・サービス 23%、広告・マスコミ・エンタメ 9%、金融・不動産・建設 10%、医薬・医療・メディカル 6%、インフラ・公共 4%、その他 11%
・転職回数:0回 57%、1回 25%、2回 10%、3回 5%、4回 1%、5回以上 2%
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社ビズリーチ http://www.bizreach.co.jp/ /1月20日発表・同社プレスリリースより転載)