2016年10月 転転職求人倍率 2.51倍(前月比-0.21pt)。求人数、転職希望者数ともに過去最高値を更新。年末に向けて転職市場は更に活発に~転職サービス「DODA(デューダ)」調べ:インテリジェンス
総合人材サービス、パーソルグループの株式会社インテリジェンス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:峯尾太郎)が運営する転職サービス「DODA(デューダ)」は、2016年10月の転職求人倍率をまとめた「DODA 転職求人倍率レポート」を発表しましたのでお知らせします。
※転職求人倍率は、ホワイトカラー層を中心とした転職マーケットにおける需給バランスを表すもので、DODA転職支援サービス登録者(転職希望者)1名に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値です。<算出式:転職求人倍率=求人数(採用予定人員)÷転職希望者数>
■ 2016年10月の概況
2016年10月の転職求人倍率は、前月より0.21ポイントマイナスの2.51倍。求人数は前月比+1.7%、前年同月比+24.3%となり、23カ月連続で調査開始(2008年1月)以来の最高値を更新しました。転職希望者数は前月比+10.4%、前年同月比+25.3%でした。
業種別にみると、求人数が増加したのは「IT・通信」「メディア」「金融」「メーカー」「商社・流通」「小売・外食」の6業種で、特に伸びたのは「小売・外食」(前月比+8.1%)、「金融」(前月比+5.0%)でした。職種別では、求人数が増加したのは11職種のうち「技術系(IT・通信)」を除く10職種となりました。求人数が特に伸びたのは、「販売・サービス系」(前月比+9.8%)、「事務・アシスタント系」(前月比+5.5%)でした。
■ 解説 ~引き続き求人数増加で、転職市場は活発化の動き~
10月は、下半期の採用計画の募集を始めた企業が多く、電機や自動車メーカー、Webサービスなどを中心に1社からさまざまな職種の求人を一斉に開始する動きがあったため、求人数が増加しました。転職希望者も、年明けに新天地に移ることを目標にして活動を始める人が増え、転職市場は活発になっています。
11月以降も引き続き求人数は増加し、求人倍率は上昇する見込みです。9、10月は、2ヵ月連続で求人倍率が下降しましたが、例年11月から年末にかけて求人倍率は上昇に転じる傾向があり、今年も同様の動きになると予想されます。これから転職活動を始める方にとっては、今年一番のチャンスの時期と言えるでしょう。(DODA編集長 木下 学)
※DODAサイトでご覧いただける「DODA転職求人倍率レポート」では、詳細なデータや考察を掲載しております。
※調査は2008年より行っております。過去のデータをご覧になりたい場合は、広報室までお問い合わせください。
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株式会社インテリジェンス
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(株式会社インテリジェンス http://www.inte.co.jp/ /11月8日発表・同社プレスリリースより転載)